後藤さんが亡くなられたことが判明したようですので、MYNAME のことはまた後日にさせてください。

たぶんISILは日本がヨルダンのことを責めると思ったのでしょうか?有志連合軍の結束を乱すために。ヨルダンのことを責めることはできないことは日本の多くの人が判っているはずです。元々がヨルダンの切り札だった女死刑囚を日本のために使う。というISILの筋の通らない要求に無理があったのですから、日本にはどうすることもできなかったのです。

ヨルダンの英雄パイロットが生存していることを祈っています。

某D夫人のメルマガで『「自分の身に何か起きても、シリアの人を責めないで、自己責任をとる」というメッセージまで残して人質になってしまったのですから不謹慎ではありますが、後藤さんに話すことが出来たら、いっそ、自決してほしいと言いたい。』というようなことを書かれているようですが、私は同意できません。

私はクリスチャンなので自殺はしてはいけないというのがありますけれども、諦めなければ最後の最後に何が起こるか分かりませんから、最後まで自分の命を諦める必要はないと思います。

ただ、本当に後藤さんは最悪のこういったことになる可能性は全く考えなかった訳ではないでしょうし、たぶん本当に誰をも恨まずに旅立ったのだと思っています。

後藤さんのお母様が「息子が優しい子だったことを皆さんに解って欲しい。」というようなことをおっしゃっていましたが、お母様が言わずとも世界中の人は解っていたはずです。

奥様も後藤さんがジャーナリストの道を選んだ時からこういう日が来る可能性があることは覚悟はしていたそうで、本当にごりっぱな奥様だと思いますが、読まされた声明も淡々と冷静に話されていて、最後の最後まで心の中で旦那様の後藤さんとは繋がっていられたのではないかと思います。

マスコミに向けて、「今は2人の娘さん達と静かに暮らしたい。」というようなメッセージが届いたと夕方の報道番組でやっていたようですが、本当に彼女達をそっとしておいてあげたいものですね。今はどんな言葉を掛けても辛い思いが蘇ってくるだけだと思いますので。

後藤さんの命は決して無駄ではなかったと思いたいですし、たぶん後藤さんは最後に言わされた声明ではなく、自分の言葉で自分の言いたいことを言葉に綴りたかったのではないかと思います。


正直、私はこんなことを書いたら安っぽくなってしまうかもしれませんが、私の?ジョンノくんとは去年の11月頃からだったかな?全然会えていなかったのですが、何故か私には後藤さんとイメージがオーバーラップしてしまって、そんなこともあって後藤さんのことは他人事には思えませんでした。

だからできれば助かって欲しかった。でも結局命を落としてしまいましたが、後藤さんの思いは世界の人が感じてくださっているのではないでしょうか?


そして2人の日本人人質が殺害されたことにより、安易に中東に渡る日本人がいなくなることを願っていますが、既に中東に行っている日本人ジャーナリストもいるということ。

また日本国内に居たら安全かというと、そうでもないはずです。もちろん日本政府には何としてでも水際で食い止めて欲しいものだと思いますが、テロリストの考えることは一般人の考える常識とは違ったところを突いてくるかと思います。

平和ボケした日本人1人1人が、日本でもテロの可能性、日本人もターゲットになる可能性があることを自覚して、軽はずみな行動は慎み、少しでも不審なことがあれば躊躇なく通報できる心積もりでいて欲しいと思います。

こう書いている私ですら、自分がそういうことに巻き込まれる可能性を考えられないでいますが。

また、日本に来ている外国人が巻き込まれないことを祈ります。


最後に MYNAME のことになりますが、インスくんはどうやら明日、韓国でのアイドルバスケット大会?に出場予定のようです。インスくんの腰は結構大変なようですので、余計に悪化することなく、腰を庇うことで他の怪我に繋がったりしないことを祈っています。