解決してから書きたかったのですが…。
まず…。
「イスラム国」呼称「ISIL(アイスル、アイシル)」に 自民申し合わせ
産経新聞 13 時間前
「イスラム国」という呼称は固定の国境がなく、「イスラム教」と「イスラム国」とは全く異なる思想でもあり、誤解を招かないよう”国”とは表現しないので自民党、外務省、安倍首相は「イスラム国」を「ISIL(アイシル)(イラク・レバントのイスラム国)」か「いわゆるイスラム国」という呼称に統一している。ということですが、テレビでは「イスラム国」のままのようですね。
ISILは「日本がヨルダンに圧力を掛けるように。」と言っていますが、日本はヨルダンに圧力を掛ける立場でもなく、ヨルダンの判断に委ねるしかないため、日本としてはヨルダンにお願いする以外にやれることはないと思います。
ヨルダンとしてはパイロットの無事を確認しないことには女死刑囚を解放できないというのは当然のことだと思います。既に殺害されていたら、女死刑囚という切り札をヨルダンとしては無駄遣いするだけとなってしまいますから。
もしもパイロットが既に殺害されていたとしたらヨルダンの国民感情を考えたら、ヨルダンは日本の後藤さんのために女死刑囚を解放するとは、私には思えません。元々女死刑囚はパイロットとの交換条件として交渉していたのだそうですから。
もしも今回交渉決裂になったとしても、日本はヨルダンを責めることはできないし、もしもヨルダンが困ることがあれば、日本は何かしら協力できることで協力しなければならないと思います。もしも日本人人質事件が起こらなければ、ヨルダンのパイロットの危機もまだ訪れなかったかもしれないのですから。
もしもISILが日本とヨルダンの国交を悪化させようとしたのであれば、なおさらのこと、両国は互いの国のことを配慮しなければならないと思います。
ISILは何を企んでいるのか分かりませんが、通常は殺害予告をしたら必ず殺害するそうですけれども、何故今回に限って何度も予告内容を変えてきたのでしょう?
アメリカ国務省のサキ報道官は当初アメリカが人質交換を非難するようなことを言っていて、かつてアメリカも人質交換に応じたことがある。ということに関しては『「軍曹は戦争捕虜だった」と述べ、民間人の人質交換とは状況が異なると主張した。』ということでしたが、私は暫く考えましたが、(何故?民間人の方こそが命最優先にすべきなのでは?)って思い、どうしてもその理由が考えられませんでした。
米「人質交換」を否定…テロリストに譲歩せず
読売新聞 1月27日(火)21時8分配信
『 米国が昨年5月、アフガニスタンの旧支配勢力タリバンに拘束されていた米陸軍軍曹の解放と引き換えに、収監していたタリバン幹部5人を釈放したことについては、「軍曹は戦争捕虜だった」と述べ、民間人の人質交換とは状況が異なると主張した。』
今でもその答えが出た訳ではありませんが、「民間人であれば過激派も拷問で敵国の情報を引き出させようとはあまりしないからなのかな?軍人であれば何かしら有用な情報が引き出せると思ってひどい拷問をされる可能性があるからかしら?」これしか答えは考えられませんでした。
そして最初は人質交換をしないのがアメリカ政府の立場としたうえで、「日本政府が決めることだ」と説明したということでしたが、結局ヨルダンの世論を受け入れたのでしょうか?
「すべての人が痛み理解」米、人質交換の交渉を容認
テレビ朝日系(ANN) 1月29日(木)11時52分配信
「すべての人が日本とヨルダン国民の痛みや苦しみを理解していると思う。すべての国が決定を下す能力と権利を持っている」ということでアメリカも人質交換の交渉を容認したということになったようです。
ISILは自国と主張する領土に住む人々には国家としての機能を果たしているようです。
『次世代を見据えて「国家モデル」(国家の仕組み)を構築しており。たとえばシリア北東部の砂の平原にある町々においては、電気の供給、水の供給、銀行・学校・裁判所などだけでなく礼拝所、パン屋にいたるまでがイスラム国によって動いている。 現地の住民らは、イスラム国の勢力拡大の大きな要因は、効率的で極めて現実的な統治能力にこそあると語った、という。また、活動家たちはイスラム国が大規模で組織的な仕事をやっていることに感嘆していると言い、さらに、イスラム国に批判的な活動家までが、イスラム国がわずか1年足らずで近代国家のような構造を作り上げて来たことに言及せずにはいられないという。イスラム国は「カリフ国家」(カリフの指導下で運営される国家)が中東から東は中国、西は欧州まで広がることを望んでいるとされるが、彼らが言う「カリフ国家」がどのようなものなのか、ラッカなどで実例を示そうとしているようだという』
私は、「私にだけ優しい人を『優しい人』だ」とは思いません。私にだけ優しい人はやがて心変わりをした時には今度は新しく好きになった人にだけ優しくなり、私には優しくしなくなるはずだからです。
受け入れている自国民にはどんなに「優しい国」だとしても、それ以外の国や宗教に対して残虐なことをする国は「優しい国」ではない。実際には敵国のサッカーを観に行ったからと言って少年達を処刑したとか…。
サッカー観戦の少年13人を「イスラム国」が公開処刑(01/22 16:30)
『 イラクでサッカーを観戦していた少年13人が殺害されました。少年らを射殺した「イスラム国」の兵士は、「決まりを破った」などと処刑理由を読み上げました。
イギリスのデイリー・メール紙などによりますと、今月12日に行われたサッカー・アジアカップ、イラク対ヨルダン戦をイラク第2の都市モスルで観戦した少年13人が、イスラム国によって銃殺されました。イスラム国の兵士は、サッカーを観戦していた10代の少年らを拘束し、運動場で公開処刑したということです。そして、周辺の住民に対して「処刑は、イスラム国の決まりを破る者に対する警告だ」と拡声器で処刑理由を読み上げたということです。少年らの遺体は、家族がイスラム国の迫害を恐れて、引き取らずにそのまま放置されたということです。モスルはイスラム国が勢力を広げている地域で、「サッカーは西洋のものだ」として観戦禁止令が出ていたということです。』
信じられないでしょう?
イスラム国に日本人“構成員”がいた! 父親が告白「娘は死んだものと思っている」
週刊文春 1月28日(水)21時1分配信
『 イスラム国による後藤健二さんの拘束が続くなか、イスラム国を支持し、その“構成員”になっている日本人女性(29)がいることが分かった。
この女性は昨年、アルジェリア系フランス人と結婚し、イスラム教に改宗している。夫婦で東京都内にあるモスクに頻繁に通っており、夫が「イスラム国に参加したい」と話していたため、公安当局により事情聴取を受けていた。
愛媛県に住む女性の父親は週刊文春の取材にこう語った。
「昨年の夏ごろに娘が『会って欲しい』と旦那を連れてきた。体が相撲取りみたいに大きく、日本語も少しだけ話せた。その時に娘がイスラム教徒になっていることを初めて知りました。頭に布をかぶり、豚肉はダメだし、牛肉も拝んでいないとダメと言うので、結局、うどんばかり食べていました」
そのときにはイスラム国のことは一切話していなかったという。
「フランス大使館も夫妻に渡航自粛を要請していたが、結局昨年11月にトルコに出国し、シリアとの国境の街・ガジアンテップからイスラム国に入ったとみられます」(公安関係者)
父親はこう嘆く。
「どうして、イスラム国に日本人の妻を連れて行かなあかんかったんかなぁ……。ただ、娘はもう死んだものだと思って諦めがつきました。娘がどこで死のうが自己責任だと思いますが、他者を傷つけるようなことだけはしないで欲しいと心から願っています」』
前回私は『イスラム国に日本語が判る人がいるのか、日本でイスラム国に知らせている人がいるのか、』と書きましたが、やはり日本人が関わっていたのですね。
お父様の言葉『娘がどこで死のうが自己責任だと思いますが、他者を傷つけるようなことだけはしないで欲しいと心から願っています』
本当にその通りですね。
「イスラム国」に拘束された日本人の母親の記者会見に・・・「違和感を感じた」の声も=中国版ツイッター
サーチナ 1月26日(月)12時9分配信
日本人でも(ちょっと変った方なのかなぁ?)と感じるかと思いますが、記者会見全部だという動画を観ましたが、更に驚きました。ニュースではカットされているので、たぶん中国の方が観たのもこの編集されている方だと思います。
全部だという動画は正直言って何を言っているのか、何が言いたいんだか全く分かりませんでした。
彼女が世間知らずのお嬢様のようだということは私も感じましたけれども…。
後藤健二さん 波紋呼んだ母の会見「精神的に混乱」と夫説明
女性自身 1月27日(火)6時0分配信
『「健二はイスラム国の敵ではありません。先に拘束された友人の釈放を願って渡った子です」と悲痛な表情で語ったのは、ジャーナリスト・後藤健二さん(47)の実母・石堂順子さん(78)。後藤さんと湯川遥菜さん(42)の人質事件は、1月24日夜にイスラム国側が湯川さんの殺害を公表したことで急展開している。
その前日、順子さんは都内の外国人記者クラブで会見を開き、息子の解放を涙ながらに訴えていた。だが会見で順子さんがしゃべった言葉には、テレビで生中継を見ていた人たちから「意味がわからない」という驚きの声もーー。
「この地球は大切にしなければならない。私たちのために神が創ってくださいました、その貴重なプレゼントをなぜ壊すのか。原子力を使い、地球を汚し、大気圏を汚して何を求めようとするのか……」と人質事件と無関係に思える話を何度も口にして、会場の記者たちを困惑させた。
じつは、これには理由があった。順子さんの帰宅を都内の自宅で待っていた夫の行夫さん(78)は、頭を下げて、こう明かした。
「すみません、妻は非常に精神的に混乱していて、何を聞いても原子力の話になってしまって……。歳も歳ですし、ご理解ください」
母・順子さんは、イスラム国による息子の殺害予告を聞いて以来、悲痛のあまり錯乱状態になっていたという。その状態のままで記者会見へ出席した順子さんは、記者が困惑する発言を連発したのだ。
この日、自宅に戻った後も記者の取材を受けた順子さんだが、後藤さんと最後に会った時期についても、「たしか最後に健二に会ったのは3年前。誕生日を祝ってもらったんです……あれ、でもその後も何かの展覧会に一緒にいったかしら……」と答えるなど、その記憶は心労で不安定だった。残された家族の心痛は、あまりに深いーー。』
ということだそうです…。
まず…。
「イスラム国」呼称「ISIL(アイスル、アイシル)」に 自民申し合わせ
産経新聞 13 時間前
「イスラム国」という呼称は固定の国境がなく、「イスラム教」と「イスラム国」とは全く異なる思想でもあり、誤解を招かないよう”国”とは表現しないので自民党、外務省、安倍首相は「イスラム国」を「ISIL(アイシル)(イラク・レバントのイスラム国)」か「いわゆるイスラム国」という呼称に統一している。ということですが、テレビでは「イスラム国」のままのようですね。
ISILは「日本がヨルダンに圧力を掛けるように。」と言っていますが、日本はヨルダンに圧力を掛ける立場でもなく、ヨルダンの判断に委ねるしかないため、日本としてはヨルダンにお願いする以外にやれることはないと思います。
ヨルダンとしてはパイロットの無事を確認しないことには女死刑囚を解放できないというのは当然のことだと思います。既に殺害されていたら、女死刑囚という切り札をヨルダンとしては無駄遣いするだけとなってしまいますから。
もしもパイロットが既に殺害されていたとしたらヨルダンの国民感情を考えたら、ヨルダンは日本の後藤さんのために女死刑囚を解放するとは、私には思えません。元々女死刑囚はパイロットとの交換条件として交渉していたのだそうですから。
もしも今回交渉決裂になったとしても、日本はヨルダンを責めることはできないし、もしもヨルダンが困ることがあれば、日本は何かしら協力できることで協力しなければならないと思います。もしも日本人人質事件が起こらなければ、ヨルダンのパイロットの危機もまだ訪れなかったかもしれないのですから。
もしもISILが日本とヨルダンの国交を悪化させようとしたのであれば、なおさらのこと、両国は互いの国のことを配慮しなければならないと思います。
ISILは何を企んでいるのか分かりませんが、通常は殺害予告をしたら必ず殺害するそうですけれども、何故今回に限って何度も予告内容を変えてきたのでしょう?
アメリカ国務省のサキ報道官は当初アメリカが人質交換を非難するようなことを言っていて、かつてアメリカも人質交換に応じたことがある。ということに関しては『「軍曹は戦争捕虜だった」と述べ、民間人の人質交換とは状況が異なると主張した。』ということでしたが、私は暫く考えましたが、(何故?民間人の方こそが命最優先にすべきなのでは?)って思い、どうしてもその理由が考えられませんでした。
米「人質交換」を否定…テロリストに譲歩せず
読売新聞 1月27日(火)21時8分配信
『 米国が昨年5月、アフガニスタンの旧支配勢力タリバンに拘束されていた米陸軍軍曹の解放と引き換えに、収監していたタリバン幹部5人を釈放したことについては、「軍曹は戦争捕虜だった」と述べ、民間人の人質交換とは状況が異なると主張した。』
今でもその答えが出た訳ではありませんが、「民間人であれば過激派も拷問で敵国の情報を引き出させようとはあまりしないからなのかな?軍人であれば何かしら有用な情報が引き出せると思ってひどい拷問をされる可能性があるからかしら?」これしか答えは考えられませんでした。
そして最初は人質交換をしないのがアメリカ政府の立場としたうえで、「日本政府が決めることだ」と説明したということでしたが、結局ヨルダンの世論を受け入れたのでしょうか?
「すべての人が痛み理解」米、人質交換の交渉を容認
テレビ朝日系(ANN) 1月29日(木)11時52分配信
「すべての人が日本とヨルダン国民の痛みや苦しみを理解していると思う。すべての国が決定を下す能力と権利を持っている」ということでアメリカも人質交換の交渉を容認したということになったようです。
ISILは自国と主張する領土に住む人々には国家としての機能を果たしているようです。
『次世代を見据えて「国家モデル」(国家の仕組み)を構築しており。たとえばシリア北東部の砂の平原にある町々においては、電気の供給、水の供給、銀行・学校・裁判所などだけでなく礼拝所、パン屋にいたるまでがイスラム国によって動いている。 現地の住民らは、イスラム国の勢力拡大の大きな要因は、効率的で極めて現実的な統治能力にこそあると語った、という。また、活動家たちはイスラム国が大規模で組織的な仕事をやっていることに感嘆していると言い、さらに、イスラム国に批判的な活動家までが、イスラム国がわずか1年足らずで近代国家のような構造を作り上げて来たことに言及せずにはいられないという。イスラム国は「カリフ国家」(カリフの指導下で運営される国家)が中東から東は中国、西は欧州まで広がることを望んでいるとされるが、彼らが言う「カリフ国家」がどのようなものなのか、ラッカなどで実例を示そうとしているようだという』
私は、「私にだけ優しい人を『優しい人』だ」とは思いません。私にだけ優しい人はやがて心変わりをした時には今度は新しく好きになった人にだけ優しくなり、私には優しくしなくなるはずだからです。
受け入れている自国民にはどんなに「優しい国」だとしても、それ以外の国や宗教に対して残虐なことをする国は「優しい国」ではない。実際には敵国のサッカーを観に行ったからと言って少年達を処刑したとか…。
サッカー観戦の少年13人を「イスラム国」が公開処刑(01/22 16:30)
『 イラクでサッカーを観戦していた少年13人が殺害されました。少年らを射殺した「イスラム国」の兵士は、「決まりを破った」などと処刑理由を読み上げました。
イギリスのデイリー・メール紙などによりますと、今月12日に行われたサッカー・アジアカップ、イラク対ヨルダン戦をイラク第2の都市モスルで観戦した少年13人が、イスラム国によって銃殺されました。イスラム国の兵士は、サッカーを観戦していた10代の少年らを拘束し、運動場で公開処刑したということです。そして、周辺の住民に対して「処刑は、イスラム国の決まりを破る者に対する警告だ」と拡声器で処刑理由を読み上げたということです。少年らの遺体は、家族がイスラム国の迫害を恐れて、引き取らずにそのまま放置されたということです。モスルはイスラム国が勢力を広げている地域で、「サッカーは西洋のものだ」として観戦禁止令が出ていたということです。』
信じられないでしょう?
イスラム国に日本人“構成員”がいた! 父親が告白「娘は死んだものと思っている」
週刊文春 1月28日(水)21時1分配信
『 イスラム国による後藤健二さんの拘束が続くなか、イスラム国を支持し、その“構成員”になっている日本人女性(29)がいることが分かった。
この女性は昨年、アルジェリア系フランス人と結婚し、イスラム教に改宗している。夫婦で東京都内にあるモスクに頻繁に通っており、夫が「イスラム国に参加したい」と話していたため、公安当局により事情聴取を受けていた。
愛媛県に住む女性の父親は週刊文春の取材にこう語った。
「昨年の夏ごろに娘が『会って欲しい』と旦那を連れてきた。体が相撲取りみたいに大きく、日本語も少しだけ話せた。その時に娘がイスラム教徒になっていることを初めて知りました。頭に布をかぶり、豚肉はダメだし、牛肉も拝んでいないとダメと言うので、結局、うどんばかり食べていました」
そのときにはイスラム国のことは一切話していなかったという。
「フランス大使館も夫妻に渡航自粛を要請していたが、結局昨年11月にトルコに出国し、シリアとの国境の街・ガジアンテップからイスラム国に入ったとみられます」(公安関係者)
父親はこう嘆く。
「どうして、イスラム国に日本人の妻を連れて行かなあかんかったんかなぁ……。ただ、娘はもう死んだものだと思って諦めがつきました。娘がどこで死のうが自己責任だと思いますが、他者を傷つけるようなことだけはしないで欲しいと心から願っています」』
前回私は『イスラム国に日本語が判る人がいるのか、日本でイスラム国に知らせている人がいるのか、』と書きましたが、やはり日本人が関わっていたのですね。
お父様の言葉『娘がどこで死のうが自己責任だと思いますが、他者を傷つけるようなことだけはしないで欲しいと心から願っています』
本当にその通りですね。
「イスラム国」に拘束された日本人の母親の記者会見に・・・「違和感を感じた」の声も=中国版ツイッター
サーチナ 1月26日(月)12時9分配信
日本人でも(ちょっと変った方なのかなぁ?)と感じるかと思いますが、記者会見全部だという動画を観ましたが、更に驚きました。ニュースではカットされているので、たぶん中国の方が観たのもこの編集されている方だと思います。
全部だという動画は正直言って何を言っているのか、何が言いたいんだか全く分かりませんでした。
彼女が世間知らずのお嬢様のようだということは私も感じましたけれども…。
後藤健二さん 波紋呼んだ母の会見「精神的に混乱」と夫説明
女性自身 1月27日(火)6時0分配信
『「健二はイスラム国の敵ではありません。先に拘束された友人の釈放を願って渡った子です」と悲痛な表情で語ったのは、ジャーナリスト・後藤健二さん(47)の実母・石堂順子さん(78)。後藤さんと湯川遥菜さん(42)の人質事件は、1月24日夜にイスラム国側が湯川さんの殺害を公表したことで急展開している。
その前日、順子さんは都内の外国人記者クラブで会見を開き、息子の解放を涙ながらに訴えていた。だが会見で順子さんがしゃべった言葉には、テレビで生中継を見ていた人たちから「意味がわからない」という驚きの声もーー。
「この地球は大切にしなければならない。私たちのために神が創ってくださいました、その貴重なプレゼントをなぜ壊すのか。原子力を使い、地球を汚し、大気圏を汚して何を求めようとするのか……」と人質事件と無関係に思える話を何度も口にして、会場の記者たちを困惑させた。
じつは、これには理由があった。順子さんの帰宅を都内の自宅で待っていた夫の行夫さん(78)は、頭を下げて、こう明かした。
「すみません、妻は非常に精神的に混乱していて、何を聞いても原子力の話になってしまって……。歳も歳ですし、ご理解ください」
母・順子さんは、イスラム国による息子の殺害予告を聞いて以来、悲痛のあまり錯乱状態になっていたという。その状態のままで記者会見へ出席した順子さんは、記者が困惑する発言を連発したのだ。
この日、自宅に戻った後も記者の取材を受けた順子さんだが、後藤さんと最後に会った時期についても、「たしか最後に健二に会ったのは3年前。誕生日を祝ってもらったんです……あれ、でもその後も何かの展覧会に一緒にいったかしら……」と答えるなど、その記憶は心労で不安定だった。残された家族の心痛は、あまりに深いーー。』
ということだそうです…。