今住んでいるマンションは、築年数は30年以上ですが、2012年にリノベーションされた部屋を購入しました。

立地などを考慮してかなり良好物件だったし、それは今も間違いない。

しかし住んでみたら悩みが尽きない。
今日はこの部屋に起こった出来事を、小さなことから大きなことまでここにまとめてみたいと思います。

◆物件情報↓
3LDK
鉄筋
一部配管を除いて2012年にリノベーション済
2012年にリノベーション会社から購入

①キッチン周りにコンセントが1つしかない

家を自分だけで選ぶって、初めての事だったのでこれが最初に気付いた驚きポイント。
貴重な1つは冷蔵庫に使って、電子レンジ用にはリビングから延長コードで引っ張って何とか暮らしています。
(昔からご飯は鍋で炊く派なので、炊飯器は持っていなくてこれには影響なし)

②壁のアンテナ端子が短いらしく陥没している

もともとテレビは1台しか無いし増やす予定も無かったのですが、たまたま知り合いから小さなテレビを譲ってもらった時に寝室に設置したら、アンテナを挿そうとした瞬間に端子が壁内に陥没して戻らぬ人に。
配線が短いのか中で絡まってるのか知らないけど、ゴムでも付いてたのかい?っていうくらい端子が縮んじゃって戻ってこない。
テレビは後日お引き取り頂きました。

③トイレ床下の給水管からの水漏れで下階が水浸し

これには参りました。

購入して4年くらい経っていたと思いますが、「下の階で天井から水がジャバジャバ漏れているそうなので至急調べて下さい」と管理会社から連絡が入り急いで業者を呼ぶけど原因が全く特定できず。

位置的にお風呂が一番怪しかったので、原因がわかるまでの数日間はシャワーだけに留めて、なるべく湯抜きなどで大量に水を流さないように過ごしました。

風呂近くの床に穴を空ける→水漏れ無し
洗濯機下の床に穴を空ける→水漏れ無し
洗面台下の床に穴を空ける→水漏れ無し

この時点で家には3箇所の大穴が空いているわけですが「原因が特定出来た箇所の穴を塞ぐのは保険が効くけど、水漏れが無かった箇所の穴埋めは自費になります」ということで、途方に暮れて穴空き生活をその後1ヶ月ほど続けることになります。

思い当たる水漏れスポットは調べ尽くして、トイレも『排水管』周りは水漏れが無かったのですが、業者が「これは今までに無いケースだけど、給水管の方かもしれない」と、トイレを移動して床に穴を空けてみたら大当たりでした。
大当たりって言っても大穴4箇所目なので何にもめでたく無いんですが。

トイレに給水するための管の継ぎ手部分にあたるポリエチレンのジョイントが奥まで嵌り切っていなかったことによる水漏れでした。
漏れの量は、3秒に1滴くらい。
ちりも積もれば大惨事。

「この手のジョイントは一度嵌合したら絶対に戻らない仕様なので、この状態は完全に施工不良ですね」と業者が証拠を提出してくれて、後日リノベーション会社から謝罪と、床の穴を全て修復してくれると連絡がありました。
ついでに隣接する壁も湿気でブヨブヨになったので、壁紙全張り替えも無償でお願いしました。

下水漏れじゃ無かったのが不幸中の幸い。

③'トイレの裏側カバーが片方無い

水漏れ工事で業者が気付いたのですが、トイレ裏側にマジックテープでくっ付くようになっているカバーが左右にあるはずなのに、付いていなかったんです。

「お掃除で外したままとかですか?」って業者に聞かれて初めて気付く。
トイレの裏側事情なんて知らない!

言われてみればマジックテープついてるね。

④分配器が何だこれ

プロバイダを変えた時のこと。
マンションが既に対応しているプロバイダだったはずなのに、何故かインターネットが繋がらない。
サポートを呼んで見てもらったら、よくわからないけど「なんで一般家庭にこんなもの使ってるんすか?」って業者が驚くほどのドデカい分配器が使われていました。
本来なら新設費用がかかってしまうことになるところを、無償で分配器の交換をしてくれた某プロバイダ。
感謝感激。

取り外した分配器は記念に取っておきますか?って聞かれてなんとなく残していましたが、あまりにもデカくて邪魔なので先日ハードオフに持って行きました。
どっかの会社で使われるといいね。

⑤お風呂の換気先が脱衣所だった

マンションの買い替えを検討していた時期があり、不動産屋の査定に来てもらった時のこと。
換気口にティッシュを当てた業者の顔が曇りました。
「ん?換気・・・だよなぁ?吸ってないなぁ。出てますねこれ。」

言われてみれば、風呂上がりに脱衣所の湯気と暑さが半端無かったんです。
でもマンションって結露しやすいと言うし、熱い風呂好きだし、そのせいかと思っていました。

調べた結果、風呂場のダクトが隣の脱衣所に出ていたということです。

え、超バカじゃん。
どうやったらそんな施工間違いを起こせるの?

本来は外に向かう管に繋げますのでこっちで直しますよ、と業者が修理をしてくれました。
でもその時も
「あれっ、長さが足りないっ!こっちに嵌めるだけなのにっ!んー、これは最後、ダクトの長さが足りなくなって、エイヤーってこっちに繋げちゃったお粗末施工ですね」
となり、業者が長いダクトを後日調達してくれて脱衣所の曇りがようやく取れたのでした。
①の端子短くて陥没と同じパターンですね。
酷すぎる。

⑥電気の不調が止まらない

マンション購入した時に備え付けのシーリングライトをそのまま使用していました。

入居1年目。寝室のシーリングライトが壊れる。
→ほとんど使わなかった部屋のシーリングライトを移動して過ごしていたら、また3ヶ月も経たずに壊れました。

入居1.5年目。リビングのシーリングライトが壊れる。

入居2年目。子供部屋の壁スイッチが故障する。
→電気屋で直してもらったのですが、この壁内配線も結線が甘かったらしいです。

入居2.5年目。子供部屋のシーリングライトが壊れる。

つまり備え付けのシーリングライトが2.5年間に総ブッ壊れ。
電気系統が呪われているのかと思いたいけど、付け替えたシーリングライトはその後順調に長年使えています。

どうやったらあんな外れライトを4つ揃えられるのか。
本当に感心します。


こんなところですかねー。
こういうトラブルって、よくあるんでしょうか?
今思えば購入前に確認出来ることもいくつかあったので、それは今回学びました。

発生するたびにリノベーション会社に物言いするのも有りだったのかもしれませんが、やっぱり当時そんなパワーは無かった。
こういうちょっとした事を面倒に思ってしまう私みたいなタイプは、結果的に損をする人生を送るんだろうなぁって最近わかってきました。

次に何か起きたら、怯まずに戦おうと思います。