5年ほど前に病院を受診した際に『深刻な腎障害』と言われ入院することになりました。
当時の病名は『ネフローゼ』と言って血中たんぱく(アルブミン)の減少により、
細胞内や血中に水分が保持できなく病気になりました。
(現在は『慢性腎臓病』らしいです)
症状としては脱水症状(体内に水はあるのだが)と下肢の浮腫み(足のむくみ)
が顕著な症状でしょうか?
私はこれで体重が75kg→95kg迄増えてしまいました。
例えるなら風船の中に水をためた状態という感じですね。
入院中は成分輸血(アルブミン)を1日かけ10日間ほどを3セット(計30日)と、
利尿剤の摂取(体内の余分な水分の排出)を終末病棟で3か月間続けました。
(この時に助かる見込みは薄かったらしい)
入院時の血液検査でLやHの他Pという記号を初めてみました。
どうやらL=low H=high P= panic ということらしいです。
主治医に生きている患者でこういう数値を見るのはかなり『まれ』との事。
退院時の看護師さんには生きているのが不思議で、よく退院できましたねとの事。
正直三途の川が見えました(笑)
で、ここからが本題なのですが、
この『ネフローゼ』という病気は『政府指定難病』に指定されているらしく、
治療費が高額になる中(月10万近い)なんと収入に応じて、
月額が無料~2万円になるとの事。
私は低所得者なので月5000円~1万円ほどしか払っていません。
(保険適用前金額は25~30万円になっています、入院時は3か月で300万近くしてました)
で、このことは医者はおろか、自分で調べないと『誰も教えてくれません』
認定されるまで3~6か月審査がありますので、それまでは払う必要があり、
認定日以降(医者の認めた日)よりさかのぼって適用されます。
あと、『障害年金』のほうは数値的にかなり悪いとか、
四肢を切断、失明とかじゃないとなかなか頂けません。
(もらえるくらい悪いと働けないことが多いです)
皆さんも重病になった場合や、継続して大病院に通うようなことがあれば
是非調べて活用してください。
私の場合は『死ぬまで』通い続ける運命だそうです。
まあ、日常生活がある程度取り戻せましたので良しとしましょう。