柏 「布施弁天」と一茶の句碑 | 夕顔の「更級日記」千年紀行

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 あけぼの山農業公園のチューリップを
見に行った後で、東海寺「布施弁天」に 

お詣りしましたお願い





 「布施弁天」は、807年弘法大師の

作と言われる弁財天像をご本尊として、

開山され、1200年以上の歴史があり

ます。





 小林一茶は、文化九年(1811年)二月

十二日、守谷の西林寺からの帰りにこの

東海寺(布施の弁財天)を詣で、流山に

帰りました。


 小林一茶は守谷に来た際には西林寺で

過ごす事が多かったと言われています。


 境内には、一昨が守谷のことを詠んだ

句が刻まれた句碑もあります。


 「行くとしや  空の名残を  守谷まで」


 茨城県守谷市の西林寺に句碑めぐりを

しました。




 

 西林寺→ 布施弁天と参詣して、一茶は

流山に帰ります。


 利根川、江戸川、中川を越えて13里の

道のりです。(13里は約52kmの距離)


 流山は小林一茶の第ニの故郷と言われ

ています。


 双樹亭の庭園には、一茶が詠んだ句碑

「夕月や  流残りの  きりぎりす」が建て

られています。


 


 

 愛犬レオンといっしょに一茶の足跡を

たどっています音譜しっぽフリフリ


 一茶の句碑は、「あけぼの山公園」の

さくら山の広場の一角に、俳文碑として

ありました。


 (4月初旬の別日に撮りましたカメラ





 碑文の全体は、一茶の直筆を拡大して

刻入されています。


 この俳文碑は、句文集『株番』の中の

一部です。


 あけぼのの 山のかたすみ 句碑ありぬ 


 その句は一茶、この地で詠まん                

 と、書かれています。


 飾り気のない生活の雑感と生への悲哀

強大への抵抗、弱小への同情は、一茶の

俳句、俳文の境地と言われています。


 最後の一行は、人間の世界にも通じる

教訓があるように思います。



   米蒔くも  罪ぞよ鶏が  け合ぞよ    


 こめまくも つみぞよとりが けあうぞよ


 近くにある布施弁天にお参りした時に

一茶が詠んだ句です。


 道に鶏がいたので、良かれと思い餌を

あげたら、鶏同士で争いをはじめたので

罪なことをした、という意味だそうです。


 人間の世界もまた同じだという意味も

込められているようです。

 

 さすがは、一茶ですね拍手拍手


 珍しい「多宝塔式鐘楼」があります目





三重塔





 お寺の境内には カフェがありました。

奥にワンコOKのテラス席があったので

ぜんざいセットを頼みましたお茶お茶









 ワンコにオヤツが無料でサービスされ

ましたわんわんわんわん




  

うちの子のかわいい一枚


 

オヤツに喜ぶレオンです(ˊˋ)*





Amebaペット部

 


 雄大な利根川と広大な田園風景広がり

ます目





 一茶にあやかって、一句詠みましたドキドキ


 利根川や ゆったり春を 運びをり 


夕顔



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