通信量無制限 (楽天独自のエリア外は、当座auの回線利用で5GB以上は1Mbpsに速度制限)

通話料無料 (楽天Linkと言うアプリ使用時)

1年間無料 (2年目からは2,980円/月)

手数料類は楽天ポイントで全額還元

・いつでも解約金無し

 

第4の携帯電話会社として新規参入した楽天モバイルが、顧客獲得のために行っている”楽天 Un-Limit”というプラン(楽天モバイルにはこのプランしか無い)だ。

 

基本的に家庭内のWi-Fiしか使わない上に通話もできないので、私にとっては余りメリットはないのだが、何せ無料というのが魅力で申し込んでみた。

あいにく現時点では拙宅は楽天のエリア外なので当分はau回線を使うことになるが、5GBも使ったことはないし、それを超えた場合の1Mbpsでも動画視聴には問題ないレベルだから実質通信量無制限。来年には人口カバー率70%になるとのことなので拙宅がカバーされるのも時間の問題だろう。

テザリングも出来るからWi-Fiの無い病院や施設にPCを持ち込んで動画を見まくっても、通信量、通信料共に気にする必要が無いのが心強い。

 

auで約9万円/年かかっていた携帯電話代金が、マイネオを経てY!mobileに替えて約2万4千円/年になったが、初年度の割引がなくなって約3万2千円/年に値上がりした。

Y!mobile契約時は総務省が2年縛り禁止を打ち出す直前だったので、契約月以外の月に解約すると1万円近くの解約金を取られるのだが、今月が契約月なので乗り換えを決断。今後はいつでも解約金無しになるのは気が楽だ。

 

電話での会話はできないが、電話番号は認証などでSMS(SNSではない)が必要なので、番号が変更にならないMNP乗り換え。

 

遂に携帯代金がゼロとなった。

 

2年目以降も通信量無制限・通話し放題(こちらは宝の持ち腐れでは有るが)で2,980円は Y!mobile とほぼ同じなのに、Y!mobile は通信量が3GBまでで通話は10分間までしか無料にならない。

2年目までに不具合があったりもっと良い条件の所があれば、解約金無しで乗り換えられる。仮にまた Y!mobile に戻ったとしても Y!mobile の初年度割引が使える。

ともかく1年間は完全に無料でいつでも解約できる、と考えればこんな美味い話はない。

 

これまでは格安携帯に乗り換えれば年間に何万円もの費用が浮く、とわかっていても乗り換えない人がいるのが理解できなかったが、今回は多少不安が先立つ。

 

Y!mobileへの乗り換えの際は、まだ指もある程度は動いていたし取説やネットの情報と格闘する集中力が有ったが、今回は自信がない。

前回はSIM Freeの最新鋭スマホをネットで購入、これまたネット注文で Y!mobile から送られてきたSIMカードを装着、APN (Access Point Name)の設定などの試行錯誤も楽しむ余裕があった。

 

楽天が動作確認した機種しか作動を保証しないと明記されているものの、ネットにはSIM Freeスマホでの対応策が溢れていて、前回買ったスマホが現役バリバリで気に入っていたこともあり、以前なら恐らく何とかなるとトライしていたところだが、今はSIMカードの出し入れすら家内に頼まなければままならない上に、集中力が続かずすぐに疲れてやる気が無くなる。

 

結局以前のスマホは使えず(もっと根性が有ったら出来ていたかも知れないが、今の私にはこれが限界)、一番安い楽天指定端末を買う羽目に。

まあ、それでも Y!mobile を継続するよりは安いしサービス内容も上。

 

動作確認対象外と言われている家内の iPhone 8 にもこのSIMカードをトライする気満々で、上手く行けば我が家の携帯通信料金は当分ゼロになるとの皮算用だったがこれも断念。

 

この楽天のキャンペーンは「加入者数が3百万人になったら終了」と言われていたが、現時点では楽天エリアが狭いことや iPhone が保証外と言うことも有って、思うように加入者が増えているとは思えない(元々4月一杯までと言われていたのがズルズルと延長されていて、先日の三木谷社長の会見では年内と言う言葉も出ていた)ので、もう少し待てばもっと端末代金が下がるかも知れない。

 

動作確認済み端末なら直ぐに作動するし既に端末価格はかなり下がっているから、そろそろスマホを買い替えたいと考えている人にとっては良い話かも。

 

蛇足だが、今回買ったのは Sharp 製のスマホ。(マスク以来 Sharp 贔屓)

前回は中国 Huawei 社製の当時最先端モデル。2年経っても見劣りしない性能は有していたが、久々に Sharp に戻ってみたらやはり日本製は使用者の立場に立ったキメの細かさが違うことを実感。

2日間で安い Sharp 製の方が使いやすくなってしまった(今は最低限の機能しか必要としないせいかも知れないが)。