少々間が空いてしまったが、NHKスペシャルの「パラレル東京」を見た。
今後30年間での発生確率が70%と言われる首都直下型地震が、12月2日の午後4時4分に発生したと仮定して、時間経過とともに何が起きるかを予想した迫真のドラマで、以下の構成となっている。
- プロローグ あなたは生きのびられるか
- DAY1 あなたを襲う震度7の衝撃
- DAY2 多発する未知の脅威
- DAY3 命の瀬戸際 新たな危機
- DAY4 危機を生きぬくために
- 終わりの見えない被災
- 災害に耐える社会へ
圧倒された。考えさせられた。
被害は阪神淡路や東日本大震災の比ではない。
物資はまたたく間に底をつき、停電や断水がいつまで続くのかもわからない。
このままでは、日本という国の存亡すら危うい。
そしてそれを回避するためには、個々人が危機感を共有し、個人レベルでの対策を講じるとともに、地域や国の単位での対策を講じるしか無い。
もしこの規模の地震が来たら、「避難所にも行けないだろうから諦めるしか無い。それで終わりになるならそれはそれ。」と決め込んでいた。
しかし、それは即死の場合のみで、実際はそんなに甘くない。
即死以外のケースのほうが確率は遥かに高く、そうなった場合にどうするのかは考えていなかった。
怪我をしても死ぬとは限らない。
怪我すらもしないかも知れない。
そうなったら水や食料が尽きて餓死するのを待つのか?
自分は良いとしても、救援に来てくれる人たちがいてその人達に危険が及ぶことは無いと言い切れるか?
全体の被害を最小限に食い止めるために、自分が何かして置かなければならないことはないのか?
家内と二人で考え込んでしまった。
これら以外にも、「生きるスキル」と題打った番組が非常に参考になった。
見逃した方は、是非見ることをお薦めする。
NHKオンディマンド(有料)やU-Next(30日間は無料)、YouTube(無料)でも見ることが出来る。
現時点でYouTubeで視聴可能なリンクは以下の通り。
プロローグ あなたは生きのびられるか
DAY1 あなたを襲う震度7の衝撃
DAY2 多発する未知の脅威
DAY3 命の瀬戸際 新たな危機
DAY4 危機を生きぬくために
終わりの見えない被災
災害に耐える社会へ
以前より気になっていた小芝風花の熱演も凄かった!
朝ドラ主演の日が待ち遠しい。