以前から興味があった本ですが、本の重量と分量に耐える自信が無くて読むのを躊躇していました。

 

そしたらNHK BSプレミアムで正月に特集をやっていたので、すかさず録画、つい先ほど3回目の再生を終えたところです。

 

なるほど、こう言う見方もあったのか。

フィクションの想像力がホモサピエンスを生き残らせ、そのホモサピエンスが小麦や米の奴隷になったところから不幸が拡大し、フィクションの代表格である貨幣によって富の偏在が決定的になったこと。

今後AIや生物工学によって人類は超人類(ホモデウス)となり、生命をコントロールする側に立つほんの一握りのエリート(富裕層)と、大多数の無用者階層に別れると言う仮説も面白い。

 

生物の遺伝子を残すという唯一絶対の使命すら否定すると言うこと、もしくは人類は何処かでその使命から解放されてしまったと言うことなのでしょうか。

個人的にはそうは思いたく有りませんが、iPS細胞や遺伝子操作で難病が治せるようになったその先には、この本の著者であるユバル・ノア・ハラリ氏 (Yuval Noah Harari) が予言するとおりの世界が待っているのかも知れません。

 

全編を読んでみたくなりました。

 

本は重たいけど電子書籍なら読めるかな?と思って無料の試し読み版(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01LW1KQEZ/ref=oh_aui_d_asin_title_o00_?ie=UTF8&psc=1)を購入して見ました。