トイレも手摺りの林です。
便器に向かって横方向からの出入りの方が良いと思っていたのですが、残念ながらこの物件は縦方向でそれを変えることは叶いませんでした。
でも縦方向の侵入だからこそ両脇に手摺りやカウンターを設置することが出来、これはこれで使い勝手が良いかなと思っています。
カウンターは補強工事をして体重を支えられるようになっています。
カウンターの手洗いは自動水栓で蛇口を捻る必要がありません。
リモコン(写真では手洗いの横のカウンターに置いてある)は通常は便器に向かって左側に取り付けられていますが、千代さんのアドバイスにより簡単に取り外しが出来るものにしました。
ちなみにペーパーホルダーは片手でトイレットペーパーが切れるものです。
トイレの照明も人感センサーにしようと思ったのですが、換気扇が洗面所と浴室と連動しているために此処だけ替えるわけには行かず断念しました。
ただ、廊下照明とその人感センサー真ん前にあるのでそれで代用できるのと、トイレそのものにほのかな照明が付いているので大丈夫でしょう。
トイレの扉も引き戸に替えたかったのですが、間取りの関係で無理でした。
その代わりと行っては何ですが、開き戸が殆ど180°まで開くので開口幅は広く取れますし、開けっ放しにして廊下に歩行器を置き去りにしても、廊下の通行の妨げにはなりにくそうです。
この物件の建具には元々レバーハンドルでは無く、プッシュ・プル型のハンドルが装備されています。
レバーを捻る手間が省けるので私の様に手首を捻るのに難のある人にとっては便利だと思います。
交換したリビングドアも操作性を統一しました。
また、左の写真の様なドアストッパーが一般的ですが、かがみ込んで金具をかけたり外したりは不可能なので、右の写真の様な押し込めばロックがかかり、もう一度押し込めばロックが外れるものを採用しました。
レバーとストッパーの変更でフルに開けた時の有効開口幅も増えました。
本当はリビングドアも引き戸にしたかったのですが構造上犠牲になるものが多すぎたので断念しました。
to be continued.....
次はいよいよ本丸の浴室です。