9月初めに左足大腿部の筋肉に眠れないほどの痛みを感じてその部分に全く力が入らなくなり、こんな病気の進行の仕方もあるのかと思っていたら、痛みとは違う箇所に発疹が出始めて、これが帯状疱疹との闘いの始まりだったことが分かりました。

それからは痛み止めがいつ切れるかと戦々恐々とする日々が続き、漸く発疹が治まり始めたら痛みと痒みの狂想曲状態で居ても立ってもいられません。

そんな日々がかれこれ1ヶ月続いて、薬の副作用もあってか何もする気が起きず寝てばかりいたために、帯状疱疹の影響とともにかなり病気が進行してしまいました。


歩行器(車)に掴まってなら調子の良い日は500mぐらい歩けたのが、直立/歩行姿勢が保てないために歩行器にしがみつくようにしても10m離れたトイレに行くにも何度か休憩しなければ行き着くことが出来無くなり途中に椅子を置いて貰ったり、座位を保てなくなったり、足や顔がむくんだり、歯を磨いている内に顔が洗面ボウルにくっつきそうになったり、玄関先のたった4段の階段が完全介助でなければ降りられなくなったり。

通院にも支障を来すぐらいなので通所リハビリはもう無理かも。

 

いずれそんな日が来るのだろうと覚悟してリフォームなども取り組んでいましたが、よもやこんなに突然訪れるとは。

リフォームは2段階ぐらい先の病気の進行を見越して行っていましたが、先を行かれてこれでは不十分且つ手遅れの感すらあります。

慌てて手摺りを何本か増やして貰ったり、先の事だと思っていたワーキングチェアをデモで借りて座ったまま移動できるようにしたり、色々手を打ちました。

11月初旬には引っ越せそうなのですがそれまでは何とかするしか有りません。

 

帯状疱疹の原因は疲れやストレスだと言われています。

変わらない生活をしていたと思っても、体力が落ちているのに気付かずに居て疲れが溜まっていたのかも知れません。

そこに従兄弟の葬儀やリフォームの打合せなどが入ったために無理が重なったのかも。

もう以前の体では無いことを認識していないと、ある日突然3段階進行の憂き目に遭いますので皆様もご注意下さい。

 

尚、昨日は抱えられるようにして久し振りに通所リハビリに行って体の具合を見て貰いました。

とても通常メニューはこなせず、反射と体幹がかなり衰えていることを指摘されました。

以前から「このバランスと反射なのに歩けるのが信じられない」と言われ続けてきましたが、それを少しでも取り戻せるように頑張るしか有りません。

このあと息子の結婚式を控えていて(それも2週間の間を置いて2人)、新郎の父としての挨拶は構音障害が酷いため出来ないものの、せめても記念撮影や来賓への謝意を表明する間ぐらいは自分の足で立っていられるまでにはなりたいものです。