日に日に出来ることが減ると共に動作が遅くなっていくので、一日にやれることの量が相乗的に減り続ける。

更に疲れやすくなっていて継続力も無いから、我々の一日は24時間より遙かに短い。

時間をいくらかけても出来無くなったことが多すぎて単純な比較は出来無いのだが、今は発症前には数時間でこなせたことしか出来ていないような気がする。

言い方を変えると、何も生産的なことをしていないのにまた夜が来てしまった、と言う感じ、とでも表現したら良いのだろうか?

また、2つ以上の事を同時にも出来無くなってきているから、実感以上に出来ていることの量は(質にも増して)少なくなっていると思われる。

 

何とかして時間を捻出しなければ実効残存時間は減っていくばかり。抵抗する術は無いのだろうか?

 

焼け石に水である事は百も承知の上で、私がやっていること。

 

1.テレビ番組は録画でしか見ない。

CMを飛ばして1.3倍速で見れば1時間もののドラマは30分程度で見ることが可能。音声も1.3倍速で十分。

大好きな格闘技は、試合が始まるまでにやたらと思わせぶりな尺を使うし、ラウンド間に通常1分間の休憩があるから、それらをすっ飛ばせば、1.3倍速にせずとも3時間番組を1時間で堪能することはいとも簡単。

興味の無い試合はスキップも出来るし、KOで決着が付けばもっと時短が可能。

肝心の場面は心ゆくまで何度でも自分のタイミングで再生出来るおまけ付き。

リアルタイムで見る必要の有る番組など殆ど無い。

但し、「間」が大切な映画や音楽番組、WOWOWとNHKなどCMが自社の番宣程度の放送局のドラマにおける時短効果はあまり大きくない。

 

2.段取りを良く考えてから動く。

立ち上がり、移動、着替え、ものの拾い上げ、等々にやたらと時間が掛かるから、これらの行為の回数を最小限に抑えて目的を達成するためには、どう言う順番で何をすれば良いかをよく考えてから行動する。

パズルのようなものだから、頭の体操にもなって一石二鳥。

順番を間違えて後悔した時(思った通りに事が運ばない事は良くある)は、その失敗を無駄にせずに次回に活かす。

 

3.重要で無いことはさっさと諦める。

読んで字の如し。重要で無いことに拘っている時間は残されていない。

何が重要かは人それぞれだが、愚痴は重要では無い事が多い。

ブログを書くことは結構重要となりつつある。

 

4.迷ったら試す。

財布との相談になるケースはあるが、お役立ち情報の中で自分に合いそうなものがあったら、とにかく試して見る。

迷ったり、遠慮したりしている時間は無い。

但し、役に立たないと分かったら直ぐに諦めて他のお役立ち情報を探す。

立ち止まっている時間は無い。

 

 

読み返して見ると、つまらないことばかり。

でもこれが私の「実効残存時間を長くする」為の、はかない抵抗である。