急に思い立って、福岡に行く事にしました。
航空会社のマイレージの期限が来る度に、家族の誰かに使ってもらっては期限を延長してきたのですが(JALとAllianceのある某海外Airlineはそれで期限が延長されるのです。)、会社の中堅になりつつある子供達は都合が付かず、一旦は期限切れやむ無しと覚悟を決めたものの、WHILLと一緒に飛行機に乗ってみるのも一興かな、と思い直したのです。
① マイレージを使うこと、② WHILLで動き回ること、が前提と言う
となるとやっぱり福岡でしょう。何故かって?
一時期住んだことがあって、福岡が大好きだからです。
空港から直接地下鉄が出ていて、博多駅や中洲、天神などの繁華街へも交通が至極便利で、WHILLでも移動が簡単。坂道が少ない。食べ物が美味い。外から来た人に優しい。
何と言っても土地勘があるので、おおよそWHILLで行けそうなところも想像が付くのが一番。
しかも羽田からは便数が無茶苦茶多いので、突然でもマイレージの空席があるのもお見通しです。
早速JALにWHILL搭載が可能な便を確認した上で、往復の便を予約。その便名とWHILLの仕様、航空機搭載に当たっての注意事項、など(WHILLのWebsiteに詳細な記載あり)をJALに連絡。
バッテリーを絶縁処理した上で預かり手荷物扱いになるので、チェックインカウンターで空港専用の車椅子に乗り換えてそのまま機体の入口に横付け出来るとのこと。
次に、自宅から羽田往復のスロープ付き福祉タクシーを予約。以前にもWHILLを載せてもらったお兄さんが送り迎えしてくれることに。
これらの会話が必要な手続きは全て家内ですが、私の病気が進行するのにつれて家内の事務処理能力が向上していくのを見るのは頼もしい限り。
その間に私はキーボードだけで事が済むホテルの予約。
ちょっと奮発して中洲川端から徒歩1分の、バリアフリーを謳う某一流ホテルのスーペリアツインを最安値でゲット。過去には人気歌手のイベントなどで博多中のホテルが満室になったことがあったので、ちょっと心配しましたが杞憂に終わりました。
朝食付きと無しが同じ値段だったので朝食有りにしたら、家内に「博多には美味しいモノが山ほどあるのに、何が悲しくてホテルで食べるの?」と呆れられました。
往復の足と宿泊場所は確保したので、後は福岡での予定。
中洲川端の商店街を櫛田神社に向かってぶらぶらしながら、川端ぜんざい食べて、焼きカレー食べて、かろのうろん食べて、大名でゴマサバと呼子の烏賊を食べて、とりてつのもつすき食べて、華味鳥の水炊き食べて、牛すじ煮込み食べて、キャベツのざく切りと一緒に出てくる焼き鳥食べて、ぱりぱりの鶏皮食べて、ラルキイのパスタ食べて、長浜で豚骨ラーメン食べて、嗚呼、肝心のもつ鍋の入る隙が無い。唐人町商店街のハンバーグも絶品だったなあ。西新の注文してから具を皮で包んで焼いてくれる餃子も最高だった。
なんて以前は出来たけど、今も無事に飲み込めるモノがどれだけあるのだろう。WHILLでそのまま入店出来る店があるかどうかも、ちょっと心配。
路面店が無理なら天神地下のレストラン街かな。
腹ごなしに天神から赤坂経由お堀端をWHILLで散歩して(あ、WHILLでは腹ごなしにならないんだった)、懐かしの大濠公園を一回り。スタバで一休み。郵便局前のエレベーターから改札に降りて中洲に戻れば直ぐホテル。
本当は熱狂的に好きな博多祇園山笠の時に行けたら良かったんだけど、WHILLでウロウロしてたら追い山に突き飛ばされそうだし。
博多の街がどんな風に変わっているかもとても楽しみ。