草津には「くさつ温泉感謝券」と言う地域限定の金券を貰える制度が有ります。

ふるさと納税の一環で、1万円草津にふるさと納税すると5千円分の「くさつ温泉感謝券」が貰えます。即ち還元率は5割です。

言い換えると、普通に居住している自治体に住民税を納めているのと比べると、草津にふるさと納税をしてから草津に行けば草津での宿泊費、食費、お土産代などが半額で済むと言う事です。

勿論私もフルにこの制度を利用して今回の旅行の殆どをこの券で賄ったのですが、昨日たまたま目にしたTVのニュースによるとこれが問題視されているようなのです。

と言うのは、ふるさと納税の返礼品競争が激化しており、納税先の自治体に残る割合が小さくなりすぎて、ふるさと納税の効果が薄れているという議論があって、総務省が返礼割合を3割とするという指針を出しているからなのです。

確かにこれから言うと草津の5割はこれを逸脱しています。

他の自治体にふるさと納税するなら草津に納税する方がお得、と言う事になります。

草津町は今後も「くさつ温泉感謝券」を同じ割合で継続する方針だそうですが、いつ総務省の圧力に屈するかは判りません。

草津に行くご予定のある方は速やかにふるさと納税の手続きを取られることをお勧めします。

 

但し、以前にも触れましたが、今年の納税額(今年1月から12月までの収入合計からそれに見合う種々控除を引いた課税対象額に税率をかけたもの)が確定していない現段階で余り大きな金額のふるさと納税をしてしまうと、結果的に控除限度額をオーバーしてしまい、半額どころか余計に旅行費用がかかってしまうことがあるので細心のご注意を。