いよいよきな臭くなってきた朝鮮半島情勢を理解するためにお薦めの本を紹介します。
1.「赤い韓国 危機を招く半島の真実 (産経セレクト) 櫻井よしこ、呉 善花(おう・そんふぁ) 著」
これが正しい韓民族の実態と考え方。「儒教の影響」についてピンと来ない方は、下の3.を読まれることを強くお薦めします。
2.「韓国人に生まれなくてよかった (悟空出版) 武藤 正敏 著」
著者が元駐韓大使なので、かなり韓国民に気を遣って遠回しな物言いに終始しているが、言いたいことは1.と同じ。
3.「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 (講談社+α新書) ケント・ギルバート著」
アメリカ人の筆者がここまで日本・中華人民共和国・韓国、および周辺国のことを理解し、日本の立場から辛辣な意見を述べていることに驚いたが、第三者のニュートラルな視点である点が貴重。
日本で言う「儒教」と中国大陸と朝鮮半島に残された、「良いとこ取りの儒教」とが全く異なるもので有ることが良く分かる。
で、これらを読んで以下の行動原理を理解すると、中華人民共和国や北朝鮮、韓国の日本人の理解を超えた行動の背景がスッと腹に落ちて、今後何が起きるのかの予想がつくようになる。その予想に対応出来るように速やかな対応が必要になる。ヘイトスピーチなどしている暇は無い。
1.日本人の常識で理解しようとしないこと。
「持論を展開するために嘘をつくことは正しいこと」と言う地域なのだから、日本人に理解出来るはずが無い。
2.韓国と北朝鮮は中国大陸に出現した代々の覇権政権の属国に甘んじつつ、次の覇権政権への迎合の準備をすることで生きながらえて来て、そのDNAは変えようがないと言うこと。
現在も中華人民共和国の属国でありながら、米国の顔色も絶えず伺っている。
3.朝鮮民族は、過去も現在も未来も、願望をそのまま事実と置き換えることで現実逃避することに、一切疑問を抱かないと言う事。
韓流ドラマがその典型。願望が彼らの歴史だから時代考証など必要無いし、嘘の歴史を信じ込めると言う特技を有する。歴史認識など議論しても、「こうだったら良いな」と思うことが彼らにとっての事実なのだから、議論にもならない。
整形することにも抵抗がないのは、嘘で固めた現実の嘘の部分が彼らにとっての真実だと信じられる民族だから。
これが判ると、「北朝鮮が韓国を攻撃しなければ良いな」、がいつの間にか、「北朝鮮は韓国を攻撃しない」と言う根拠の無い確信に変化して、核実験にもミサイル開発にも無関心でいられる国民性が理解出来る。このメンタリティには文在寅の巧みな新北朝鮮工作が成功していることも影響している。韓国民は北朝鮮の核/ミサイルがあたかも自分のもののように錯覚しているが、自分が北朝鮮のものになる事に気付いていない。
4.文在寅は金正恩の従順なしもべであること。
時間の問題で文在寅は開城工業団地と金剛山観光事業を再開して、核開発資金援助を始める。韓国は北朝鮮によって骨抜きにされ、且つ日米との安全保障体制が分断されているので、金正恩によって赤子の手を捻るように征服され、金正恩の資金源と化す。
その際に日本が考えておかなければならないのは、中国との国境との緩衝地帯という韓国の唯一の存在意義が失われ、かつての緩衝地帯に金正恩というコントロール不能の狂犬が君臨する国と、海峡を挟んだだけで対峙することになるということを前提に、国防を考えておく必要が有ると言う事である。
5.北朝鮮は何があっても核/ミサイル開発を止めないこと。
6.経済制裁は必ず抜け道が出来ること。
7.中華人民共和国の膨張政策は止まらないと言うこと。
中華人民共和国の次なる標的が日本である事は間違いなく、金正恩に悪役を演じさせて行けるところまで行ったら、金正男の息子の金漢率(キム・ハンソル)に首をすげ替えて支配下に置くだろう。
その第一段階として金正恩によって朝鮮が統一されると金正恩体制から逃れるべく大量の朝鮮難民が発生するが、決して彼らを受け入れてはならない。なぜならばその多くが難民の名をかたった北朝鮮のスパイだからである。願望を描いただけの韓流に踊らされた日本の大衆を見れば、スパイがいとも簡単に自虐国家の疑うことを知らない日本人を手玉にとって、今の韓国のような親北朝鮮国家にしてしまうことだろう。
8.米国は本土を脅威にさらすリスクを負って日本を守ることは無いこと。