調子に乗ってあちらこちらを走り回るようになってきたが、未知の道を走れば走るほど新たな危険に直面する。
車椅子は歩行者なので基本的に歩道を進まなければならないが、その歩道が大変危険なのである。
【歩道に潜む危険(特に車道との間がガードレールで仕切られている歩道と、更に車道との間に段差がある歩道)】
- 駐車場などから車道に出るための不規則且つ頻繁に登場する横断面傾斜を直進するのは一苦労
- 電信柱、ガードレール、バス停、ベンチ、などによって突然歩道の幅が制限され、通れなくなって且つ狭いのでUターンも出来ずに立ち往生することがある
- 路面は道路ほど整備されて居らずでこぼこ。特に四角いタイル状のもので構成されている場合はずれて段差が大きくなっている箇所が散見され危険
- 視覚障害者のための丸いでこぼこや直進方向を示すための筋入りタイルにハンドルを取られる
- 交差点付近の歩道から車道への段差緩和地帯の傾斜が不規則で危険
- 自転車がスピードを出してすり抜けていくが、WHILLの挙動を知らないためぶつかりそうになる。特に急に追い越される時が危ない
- 歩道の入口は段差緩和措置が執られているのに出口は段差がそのままなので引き返さざるを得ない
ガードレールで仕切られている道路の車道部分を進むのは無謀に思えるが、かと言って歩道側に入ってしまうと上のような危険が待っている。
結論は、歩道と車道がガードレールで仕切られていない程度の幅の車道を選んで進むのが賢明と思われる。