金曜日にランチケーションを行いました。

働く×育児に奮闘するママを対象にテーマを決めてランチ時間に開催している会で、今回で4回目。

 

テーマは「必殺!私の時間捻出法」と「長時間労働をなくすためには」。

今回は、初の試みとして自分の知り合いの育パパを3名にも出席してもらいました。

 

『時間捻出法』の事前アンケートからは、このような意見が出ました。

・朝活(洗濯物たたみ、食器片付け、夕食づくり、雑務、仕事ほか)

・買い物は週イチ(ネットスーパーも併用)

・平日掃除はしない

・洗濯物は畳まず翌日そのまま着る

・時短家電の活用(ルンバ、洗濯機は乾燥まで、食洗機、ホームベーカリー)

・週末に野菜のまとめ切り

・家事代行サービス

・一人の時は歩かず走る

・引っ越しした(通勤時間短縮、親の援助を期待して)

 

助けが必要な今、自分だけで抱え込まず、どうすればいいか考えて、引っ越しまで踏み切られた勇気、素晴らしいと思います。

 

勝手にまとめると

① やらない(干さない、畳まない、掃除しない)

② 代替手段を使う(夫・親、家事代行)

③ やるべきことをスケジュールに落とし込む(朝活、まとめ切り)

 

かな、と思いました。

 

その後のワークでは、男性メンバーも一緒に「長時間労働をなくすには」について話し合いました。

 

まずはアンケートから出た女性陣の意見

・無駄な業務をなくす、止める

・他の方法で代用案を考える

・18時に消灯で残業禁止週間を実行

 →いかに「毎日」定時で仕事を終わらせることが難しいか実感を持つ

・「○時に帰る」ではなく「○時までに何をやる」を目標にする

 

男性陣の意見は、組織人としての目線を持った発言が多くとても参考になりました。

・本部企画部署をなくす

・会議時間を30分に短縮

・資料の枚数制限を設ける

・上の人が有言実行で各種施策を行う姿を見せる

・早帰り宣言をして、実行する

・一緒に働く人に自分がどのような生活をしているか理解を得る

 

それから、奥様が専業主婦という男性2名から

・我が家は妻が子供の世話を担当しているため、時間(特に夕方、就業時間)に関してそこまでの危機感がない

・そのため定時で仕事を終わらせなければいけないという自覚を持つこと自体が難しい

・一方、介護などは子どもがいない人も含め全ての人に起こり得る問題

・仕事をしながら子育てや介護を両立することができる体制は必要

・我が家は好んで男が仕事、女が家庭の伝統的な生活スタイルを選んだが、自分一人が家族を養う責任を担うことの重さを感じる

・またダブルインカムだから実現できることも多く、正直うらやましいと思う部分もある

 

などの意見もありました。

ワーママという自分に近い立場の人で集まって意見する傾向にありましたが、性別や生活が違えば感じ方も全く違うという当たり前のことにも気づかされました。

 

そして、またまた勝手にまとめると結局、仕事も毎日の生活タスクをこなすのと同じだと思いました。

 

① やらない(始める前にやるべきかを話し合う)

② 代替手段を使う(定例の仕事も常に他にもっといいやり方がないか考えながら取り組む)

③ やるべきことをスケジュールに落とし込む(朝活、○時までに何をやるを細かく徹底的に実施して定時までにやるべきことの優先順位や時間割を決める)

 

色々な気づきのあった今回、もう一つ大切なのは、これらの改善策は自分だけでやると「ただの早く帰りたい人」になりますが、他人を巻き込んで働きかけていくと、業務効率が改善して、結果として自分以外の人も早帰りできる体制を作ることができるということです。

 

これからも、台風の目となり旗をブンブン振り回して周りを巻き込んでいこうと思います。