《曲目解説》
フランコ・ゼフィレッリ監督による映画『ロミオとジュリエット』(1968年/イギリス・イタリア)は、当時オリビア・ハッセー(撮影当時16歳)とレナード・ホワイティング(撮影当時17歳)のフレッシュなコンビが大いに話題となった。
とりわけニーノ・ロータ作によるテーマ曲は世界的に大ヒットとなり、英詞がついて“A Time For Us”として、アンディ・ウィリアムス他、多くの歌手たちによっても歌われた。
《競演》
ヘンリー・マンシーニがピアノをフィーチャーした演奏は1969年に2週間にわたって全米第1位となり、ミリオン・セラーを記録している。
ニーノ・ロータ自身率いるオーケストラ演奏もある。
個人的に「一推し」なのは、やはりパーシー・フェイスの演奏である。
フランスではポール・モーリア、レイモン・ルフェーヴル、そしてカラベリがレパートリーに加えている。とりわけオンド・マルトノ(電子楽器)をフィーチャーしたP.モーリア盤が興味深い。
なぜかフランク・プゥルセルはレコーディングしていないが、ミシェル・ポルナレフの「ロミオとジュリエットのように」は録音している(これはこれで名曲❗️)
この他にもマントヴァーニ、アンドレ・リュー、ニニ・ロッソ、クロード・チアリ、ピーター・ネロ、リチャード・クレイダーマン等の録音がある。