テーマは「何ちゃって」だが、この記事ばかりは由緒正しい正統茶の湯。
四年ぶりに初夏の京都に。
あり難きご縁に恵まれお家元が直々に主催されるお茶会に座るという光栄に浴する。
営まれるは大徳寺という由緒正しさ。
しかも平素は一般公開しておらず、機会がなければ足を踏み入れることは叶わない塔頭。
いかに特別な機会に臨んでいるかをあらためて実感。
緊張に身体が引き締まる。
三密を避けるためとの事で、縁側の階に腰を下ろして庭を愛でながらのお点前。
正座じゃないうえ、眼前が開けているというだけで緊張を楽しむ余裕が生まれる。
至福の時を過ごしての帰りは門の屋根からお猫様のお見送りつき。
本当に楽しい日曜日の小旅行。
貴重な機会をいただけたひと様とのご縁に心から感謝。