朝方まで降っていた雨がひとまず上がったこちら伊勢湾沿岸。

どんよりとした空は、またいつでも泣き出してきそうですが、ひとまず小康状態。


この季節、わが庭で楽しみしているのが、カラーの花。

今年も咲いてくれました。


畑もひと段落ついてます。

折角ですから、エプ子さんで写す心で向き合いましょう。



この花の柔らかな白さを写し取るのに選ぶレンズは迷わず「Leitz Summitar f=5cm1:2」。

ドイツが誇るカメラの名門「ライカ」のオールドレンズです。

このレンズの写しだすビビッドな風合いが大好きな僕であります。





隣に咲く花に雨の雫が光っていました。

これがなんとも美しい。


ですが、50mmでは、アップにしてもちょっと小さく写ります。

こんな時は、90mmの出番です。


取り付けたのは「M-ROKKOR 90mm F4」。

日本のかつての名門ミノルタのレンズです。


こちらももちろん絞りは開放。

被写界深度の浅い90mmのレンズを開放で使うのは難しいものの、この難しさが、何よりたまらなく楽しいのであります。





気がつけば、庭先でエプ子さんと1時間も戯れておりました。

これから、蒸し暑くてじめじめした季節がやって来ますが、エプ子さんとなら、そんな季節も楽しめそうだなと思う休日の午後でありました。



別堂も是非