君がこの世に生を受けて今日で16年。



まずは、高校進学あらためておめでとう。


念願だった和太鼓に熱中している君の頑張りには、心から褒めてあげたいと思います。

新しい環境で、新しい仲間たちとの日々を過ごす君から発生られる「毎日、本当に学校が楽しい」という言葉が、何より心強く、そして、安心をさせてもらっています。

気が付けば、いつの間にか背丈はお母さんを見下ろし、ほどなく父も見下ろされるに違いありません。


ひつとの事に熱中し、そして心身ともにたくましく成長している君を父として心から誇りに思っています。



これまでの16年間、たくさん愛情と素晴らしい「人様とのご縁」に恵まれて「今」があることをどうか忘れないで下さい。


「人様とのご縁は、大切なもの。そのご縁に感謝し、互いに愛しみ、そして、育んでいけるひとであれ」


新しい生活を始めた君に今年もこの言葉を贈ります。


これから、大人への階段を登る中で、様々な経験と出来事にぶつかることでしょう。

彼女を家に連れてくる日も近いのではと思います。

その日をひそかに父は楽しみしています。


君が進んでいくこれからの未来、どんな人生であっても、常に「夢」と「希望」と「明日」を信じて、「前」を向いて歩いていってください。
そして、君が「地球」という単位でものが見られる大人であって欲しい。

父は心からそう願っています。



どんどん、吸収していきなさい。


ますます、逞しくなりなさい。


とことん、悩みなさい。


つぎつぎ、挑戦してみなさい。


こつこつ、修練を積み重ねなさい。



そうして、心も体もさらに大きく成長させていってください。


そして、その成長の真ん中に



「ありがとうの心」と「地球という単位でものを見る目」



をしっかりと養い「ご恩に報いる情」を育てていって下さい。



これからも君の成長を心から応援しています。


誕生日、本当におめでとう。





                 2014年9月10日      父より