夏から続く異常気象で、いまいち秋を実感できないでいたところ、急に寒さがやってきて、あわててコートを取り出した今週です。
さて、先月のこと。
日ごろお世話になっているお店で「何か楽しい企画はないかなあ」という話になり、、「なら、うちの庭先でよければ貸すんで、バーベキューはどう?」ということで話がまとまりました。
ということで、先週末の日曜日、20名ほどの皆さんと楽しく過ごしたのでありました。
本番前日の土曜日。
倉庫から、バーベキュー用具を取り出して準備開始です。
(準備開始)
土曜日は、穏やかに晴れていたのですが、天気予報によれば、日曜日は「傘マーク」。ですので、一応雨よけの屋根をブル-シートで張りました。
続いて、地元の魚市場で仲買人を営む友人のところに行って、大あさりとサザエ、そしてあらかじめ依頼のあったハマチを受け取りに。
仲買人さんから「ちょっと値段上がるけど、極上のカンパチが入ったから、絶対ハマチよりお勧めだよ」ということでハマチからカンパチに変更。
明けて日曜日。
目が覚めると、すでに、ぽつぽつと雨が落ちてきました。でも、どうやら小雨程度で収まってくれそうです。
小雨の中、朝一番で向かったのは、南知多町にある「大井漁港」。
この港で週末だけ行われる「町おこしイベント」があるのです。
(とれとれ漁師市)
「とれとれ」の名の通り、港で漁師さんが、今獲ってきた獲物を、その場で船から直接にお客さんに売るという仕組み。
「船から直接」ですから、新鮮さは間違いない。そしてもちろん「天然もの」です。そのかわり、何が上がるかは、船から見えるまでのお楽しみ。
回を重ねるごとに口コミが広がって、いまでは、大人気のこの企画。お客さん同士の争奪戦もかなりの厳しいのであります。
僕も、販売開始の号令がかかる前に、ほしいものに目星をつけて、その前で待ち構えます。
首尾よく、「シャコ」と「タイラギ貝」をゲット。家に帰って、シャコを茹で、タイラギ貝を大あさりとサザエの入ったいけすに収めます。
(仕入れたものをいけすに入れて、シャコも茹で上がり)
そろそろ、お客さん御一行が駅に到着する時間。
隅に火をつけてから、自転車で駅までも迎えに向かいます。
みなさんをお出迎えして、海沿いの道を通って、我が家まで到着。
さあ、始まりです。
じつは、今回、強力な助っ人が、参加してくる事になっておりました。
(人呼んで、「名古屋・栄のAKB」)
(A) 青山七丁目
:青山さん
(K) KEG NAGOYA
:佐藤さん
(B) ぶっち(串カツ・味噌おでん):
佐藤 学さん
今回の企画の主催者さんのお声掛けで、名古屋・栄で、名の通ったお店のマスターたちが、全面協力となったのであります。
ここからは、料理のプロにバトンタッチ。仕入れた食材と包丁まな板をお預けして、僕もお客さん側に回ることにいたします。
(プロの鮮やかな手際でどんどん調理)
(盛り付けの直前、うちの畑で野菜を収穫)
続々と料理が仕上がってきます。
盛り付けもプロの手際ですから、美しい。
AKBの皆さんが休む間もなく次々に料理を仕上げ、それをこちらは片っぱしから箸をのばします。
用意されたビールやワインも次から次にケースから取り出され、皆さんの胃袋に消えていきます。
あちこちで皆さんの楽しそうな笑い声が響きます。
最初は、ぽつぽつ落ちていた雨も気がつけば雲の切れ間から青空が見えます。
これなら大丈夫と、途中でシートもはずします。これで解放感も広がってますます楽しい雰囲気に。
お客さんのお一人がつぶやくのが聞こえてきました。
「もはや、バーベキューじゃないよね。ビュッフェスタイルのガーデンパーティだよね」
このひと言に皆さんが頷きます。
飲んで、食べて、おしゃべりして。楽しい時間は、あっという間。
「秋の陽はつるべ落とし」の言葉通り、日暮れも早いこの時期です。
皆さんにお手伝いいただいて、後片付けを手早く済ませます。
駅まで皆さんをお見送りしていく途中で、再び空が泣き出しました。
どうやら、僕たちは天の神様に守られていたようです。
ご参加の皆さん、ようこそはるばるお越しくださいました。
そして、何よりAKBの皆さん、大活躍ご苦労様でした。
バーベキューを超えた究極の一日のご報告でした。