さて、ペンションアルファードで一夜を明かした僕たち。
車を停めた場所は、サファリパークの入場ゲート前の進入路です。
このパターンも毎回の恒例であります。

午前7時。ゲートがオープン。
受付け窓口まで誘導してもらいます。
土曜日の夜、いつもより早い時刻に到着しましたので、僕たちが先頭でしたが、朝、目が覚めて後ろを見ると路上には長い車列が延びておりました。
ここで、9時30分の受付開始をもう一度待ちます。
この光景は、サファリパークでは、いつものことであります。
日の出が遅いこの季節ですので、午前7時の開門ですが、日の出時刻の早いGW・夏休みともなると午前5時にはゲートが開き、6時30分に受付が開始されます。それに備えて、どのご家族もこうしてゲートの前で待つのであります。
受付開始まで時間があります。
その間に、昨日買ったパンとサンドイッチで朝食です。

9時30分。
受付け開始。
入場料を払って、駐車場に車を停めます。

見事に晴れ渡った朝。
駐車場から富士山がその雄姿を見せてくれました。
エプ子さんとルミちゃんを交互に構えます。
息子も、彼の相棒、オリ江ちゃんを構えてシャッターを切ります。

(雲ひとつ無い空に稜線までくっきりと)
海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

ここで、ルミちゃんの望遠ズームで遊んでみました。

(光学24倍X6倍)
海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

デジタルテクノロジーってすご~い!!

さて、駐車場から、場内のインフォメーションへ向かいます。
目的は、

(このバスのチケット入手のため)

海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

はい。これもおなじみ「サファリバス」であります。
ここで、ちょっとサファリパークのシステムのご説明。
リピート率の高い我が家。このサファリパークの会員登録をしております。
この登録をしておきますと、入場料の割引をはじめ、様々な特典が得られます。
その中でありがたいのが、このサファリバスの事前予約がインターネットから出来ること。
人気のサファリバスの乗車チケットは、開門直後にチケット売り場に行列は出来、場合によっては買えない事もあるほどです。
急遽白浜から予定を変更しましたので、予約のタイミングが遅くて、僕が予約できたチケットは14時出発のバスでした。
14時からでは、帰りの時刻が遅くなりますので、出来れば早いバスに変更したい
web予約の受付けデスクに出向き、「14時をキャンセルして、早いバスに変更できますか?」とお願いすると「はい。では、9時50分でいかがでしょう」ということで、無事変更完了。
時計を見ると9時40分。その辺りを散歩している味わい母子に携帯でバス乗り場に来るように連絡であります。

バスに乗り込み、さあ、出発であります。
何度来ても、これは大人でも楽しいものです。

動くバスからエプ子さんは、ちょと難しい。ルミちゃんで切り取ります。

(ライオン)
海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

(チーター)
海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

(アムールトラ)
海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-


もちろん、キリンもサイもシマウマも次々と姿を現します。
が、やっぱり肉食動物のほうがフォトジェニックであります。

約40分のバスツアーを終えて、時刻は10時30分を回ったところ。
ログハウスのカフェでコーヒータイムです。
ちょっと奥まったところにあるこのカフェ、オーダーを受けてから豆を挽いてコーヒーを立ててくれます。
その辺の喫茶店よりも美味しいコーヒーが頂ける穴場なのであります。

カフェを出ると、園内の一画に人だかりが出来ています。
「きゃあ、可愛い~っ!!」
という声も聞こえますので、僕たちも覗いてみると


(ライオンの赤ちゃんが元気に遊んでました)
海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

しばし、ライオンの赤ちゃんの可愛いしぐさを眺めたあと、次なるアトラクションに向かいます。

このサファリパーク、車で園内を進みながら動物を身近に見られるというのが特徴ですが、それに加えて今では、園内のルートを歩きながら動物たちを見ることが出来ます。途中、展望台で至近距離から動物たちを観察できたり、直接餌を上げたりすることも出来る素晴らしい企画です。
「ウォーキング・サファリ」と名づけられたこの企画、息子の大のお気に入りなのであります。

(コースは、富士山の原生林)
海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-


なんと、珍しい、味わい母も初参加です。
これまで、腰が辛いと避けて来ておりましたが、1人で待っているのは退屈だったのでしょう。

(味わい母、ウォーキングサファリに挑戦)
海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

富士の原生林を歩くだけでも森林浴が楽しめます。
動物は息子に任せて、僕は、エプ子さんとルミちゃんと原生林を楽しみます。


海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

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海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-


人間の手が加えられていない自然のままの原生林。
この環境は、大変貴重な財産です。
こうして歩道を整備してくださったことで、身近に触れることが出来るのを本当にありがたいと思います。

標高600mの高原では木々も見事に色づいておりました。

(高原は秋深し)
海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-


のんびりと散策し、ファインダーを覗き、シャッターを切り。
途中、動物と触れ合いながらの味わい母子を追い越したり、追い越されたりしながら、約2時間ほどそれぞれ、思い思いに満喫した僕たちでありました。

時計を見ると午後1時30分。
程よくお腹も空きました。
メイン・レストランでランチです。
時間差をつけたことも幸い、レストランも混雑が収まってスムーズに食事を取ることができました。
お土産を買うという味わい母子と別れた僕は、車に戻ってちょっとお昼寝。
14時30分すぎ、最後にアルファードで園内を一周して(これが本来のサファリパークの楽しみ方です)退出ゲートからサファリパークを後にした僕たちでありました。

これから帰路に着きます。
帰りは、東名裾野ICから入ります。
御殿場ICから御殿場JCT経由新東名というルートも考えたのですが、ラジオの情報では東名高速も下り方向はスムーズに流れているとの事で最寄の裾野ICを選択しました。
さて、帰り道、夕食は途中で済ませるにしてもお風呂は家に帰ってからでは面倒くさい。
おまけにウォーキングサファリで歩いて汗もかいております。
そこで、これも我が家の定番のお風呂に入っていくことにいたしました。

ヘルシーパーク裾野

サファリパークから裾野ICへのルート途中にあり、本当に便利な場所であります。
しかもこちらの施設、裾野市が運営主体の「公共施設」であるため、なんと入浴料は中学生以上の大人500円、小学生以下の子供は250円という安さ。
おまけに、ここのお風呂からは真正面に富士山の絶景が広がっているという、本当に素晴らしい場所であります。

さあ、風呂も入りました。
あとはひたすら帰るだけであります。
出発したときは渋滞が無かったものの、やはり秋の行楽シーズン、浜松の手前から音羽蒲郡まで20kmの渋滞に掴まってしまいました。
まあ、こんなもんでしょう。
焦る必要の無い帰り道です。
味わい母子は、リアシートでぐっすり夢の中。
FMラジオを聴きつつ、渋滞の車線を縫いながら、ドライブする僕でありました。

音羽蒲郡ICで東名を降り、知多半島に入ったのは午後8時すぎ。
息子お気に入りの回転寿司で夕食を摂り、午後10時前、無事家にたどり着いた僕たちでありました。

我が家にとっては、毎度おなじみの行き先。これまで何十回行った事でしょう。
良く飽きないものだと我ながらちょっと感心しております。
「たまには違うところに行けばよいのに」とも思いますが、何より「あじわい母子」が楽しいのですからそれでよいと思います。

ドライブをして、買い物をして、動物や自然に触れ、そして温泉に入って、おまけに霊峰富士山の絶景を拝むことも出来て。

こうしてみると、結構盛りだくさんだと思います。

秋の休日、少しは家族サービスになったのではと思う僕なのであります。