このところ、秋が更に深まった感のあるこちら伊勢湾沿岸。
海辺に出てみれば、並みの向こうから吹く風もひんやりとした空気を運んでくるようになりました。
海の中には、今年も一面に養殖海苔の網を張るための杭が立ち、冬が間近であることを実感する今日この頃なのであります。
さて、10月は、会社の後半戦の始まる月。
慌しく過ごしている間にあっという間に1ヵ月が過ぎてしまいました。
鈴鹿で楽しい時間を過ごしたツケが回ってきたというわけではありませんが、かなりタイトな時間を過ごしておりました。
また、その合間を縫いながら畑を耕し、冬野菜の準備もこなしつつの毎日でありました。
そして先週、月末31日が月曜日というタイミングで始まった一週間はかなりストレスフルな一週間となったのでありました。
そんなこんなで迎えた土曜日。仕事の用件で岐阜県可児市まで出かけることになりました。
用件は、午前中で終わるのが解っておりましたので、午後からは、ちょっと気分転換がしたくなりました。
どうしようかと考えたところ、この季節、可児市には、エプ子さんに打ってつけの場所があることを思い出しました。
ということで、出かけたのは
花フェスタ記念公園
こちらの施設は、日本で有数のバラ園があり、何とその数、7000種類、6万1千株というスケールの大きさ。
今の季節は秋の開花シーズンの真っ盛りのはずです。
しかも、仕事先からは、車で15分ほどの目と鼻の先。早速足を向けた僕でありました。
駐車場に車を止め、入場料を払って園内へ。
すでに仄かにバラの花特有の甘い香りが鼻をくすぐります。
やはり、花盛りの予想は当たったようです。
そんなことを思いつつ、空を見上げれば、今にも泣き出しそうな雲行きになってきました。
ちょっと怪しくなってきました。あまり時間はなそうと判断し、急ぎ足で進んだ足を向けた僕でありました。
時間がありません。いろいろレンズを楽しんでいる余裕はなさそうということで、今回は、東の特別教授様 から賜った50mmでの一本勝負と決めました。
以下、急ぎ足の成果です。
広い園内を良い薫りに包まれながらのひととき。
ファンダー越しに美しい花を愛でながら過ごしていると気分がリフレッシュされていくのが実感できます。
一時間ほどのんびりと散策を楽しむことが出来ました。
そんなゆったりとした時を過ごしていると頬にぽつりぽつりと当たるものが。
もう少し時を過ごしたかったのですが、傘を持たずに来ておりますので本日は、どうやらここまでのようです。
園内を散策されている大勢のお客さんとともに急ぎ足でゲートまで。
車に戻ると雨が本格的に降り始めました。なんとか濡れることなく車に戻れてほっとした僕でありました。
忙しかった数週間でしたが、久々にエプ子さんとの時間が持てた事が本当に嬉しかった週末のひと時でありました。