ゴールデンウィークがついこの間のことのような気がしているうち、あれよあれよとまた一ヶ月が過ぎカレンダーは6月に入ってしまいました。
気がつけば2011年も半分が過ぎるということ。
なんとも時の流れの速いことに今更ながら驚く僕であります。
さて、早々と梅雨入り宣言が出され、雨の多いこちら伊勢湾沿岸。
先週も一日おきに雨が降るというめまぐるしい天候の一週間でありました。
そうして迎えた土曜日。
昨日の雨も上がり青空が期待できる朝となりました。
畑の様子も、夏野菜たちの手入れもひと段落のタイミングとなりましたので、差し当たっての用事もありません。
そこで、思い立ちエプ子さんとお出かけすることに致しました。
向かったのは
(こちら)
愛知県知立市(ちりゅうし)にある『知立神社』。
この季節、愛知県知立市といえば、だれもがまず思い浮かぶのは、伊勢物語の舞台となった無量寿寺の『八橋の杜若(カキツバタ)』。
そう、花札の絵柄にもなっている名所であります。
この名所に由来して杜若は愛知県の県花にも指定されています。
そんな名所には日本全国から大勢の人が押し寄せます。
となればごった返していることは想像に難くありません。
実際、数年前に家内と出かけたことがあり、その人ごみにげんなりした記憶がありありと残っている僕でありまして。
「生来の人ごみ嫌い」には一番の苦手な場所であります。
てなことであえてこちら知立神社に詣でたのであります。
この知立神社、かの徳川家康の次男である越前松平家の祖・松平秀康公と深い関係があり、それにまつわる古文書などが宝物殿において一般公開されております。
本殿に参拝して、境内横の菖蒲池に。
こちらの菖蒲の株は明治神宮より下賜されたものを大切に育てて増やしていたのだそうです。
やはり思ったとおり人ごみもなく、おかげでゆっくり花を愛でることが出来ます。
(カメラマンの方もいらっしゃいました)
池の中の散策路で立ち止まってファインダーを覗いてもご迷惑をお掛けすることもありません。
レンズも露出もゆっくりいろいろ試すことが出来ます。
杜若園ではこうはいかなかったことでしょう。
(ゆったりエプ子さんと)
こんなゆったりエプ子さんとランデブーしたのはいつ以来でしょう。
やはり、写す心と向き合う時間は本当に楽しい。
梅雨の晴れ間にちょっとしたご褒美をいただけた気分の僕でありました。
別堂にもアップです