ようやく秋風が吹き始めたこちら伊勢湾沿岸でしたが、ここに来て秋を通り越し、一気に冬を感じさせる寒さとなりました。

昨日家に帰りましたところ、早々とホットカーペットが敷かれ、家の中はすっかり暖房のお世話になっておりました。

つい2週間ほど前まで、冷房をかけていたのが嘘のような陽気の変化にかなり戸惑っている僕であります。



さて、そのホットカーペットに温まりながら、ずっと目が離せずにいる相手がいます。


このお相手、正直言って、非常に厄介なお方でありまして、その動き次第では大変大きな迷惑を被る事になりかねないのであります。


その厄介な相手とは



台風14号。




これまで、毎年台風の動向をウォッチしてきましたが、よもや暖房に包まれながらウォッチするとは思いませんでした。

「秋が来ない」と嘆いておりましたが、秋の風物詩である台風がくるというのは、やはり今は「秋」なんだなと妙に安堵してみたり。

本当に不思議な感覚に捉われている僕であります。




10月28日9時現在の最新情報によれば、すでに沖縄が風速15mの強風域にはいったようで、今後29日の明け方から昼すぎに沖縄地方に最接近した後、本州の南海上を速度を上げて北東へ進む見通しだそうです。そして、31日に東海から関東あたりに上陸する恐れもあるとのこと。


予想進路を見ると、たしかに紀伊半島から房総半島にかけての範囲に上陸する可能性は否定できません。

こちら知多半島は、昨年の台風18号によって大きな痛手を受けました。いまだその記憶が覚めやらぬ中での今回の進路ですので、いっそう神経を尖らせている僕であります。

社内の情報通信システムの一切の責任を負う立場柄、停電や通信回線の遮断を招く台風は僕にとっては「天敵」とも言える相手。

月末を迎え月次決算のデータ処理を行うためこの週末は久々に休日出勤をする予定でしたが、どうやら横目で台風の動きを睨みながら月末業務をこなすことになりそうです。




(28日 9:00 の「ひまわり画像」を基にした予想進路図 copyright by CBC)

海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-
海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-



これから、予想進路に当たっている地域の皆様、とりわけ、いまだ先の豪雨災害の爪痕が生々しい奄美大島の皆様に更なる自然からの追い討ちがかかりませんようにと心から願い、また、こちらも直撃も視野に入れ万全の防御を図りたいと思います。


「備えあれば憂いなし」と昔から申します。

どうか、皆様におかれましてもくれぐれもご油断なきように。