先の息子の誕生日に沢山の皆様からお祝いのメッセージを頂戴いたしました。
親として心より深く感謝申し上げます。
何度も何度もコメントを読ませていただきながら、こうして、ネット社会のありがたきご縁に恵まれ、いつも暖かく見守っていてくださる方々がいることは本当に心強く、我が家族がいかに幸せであるかをしみじみとかみ締めております。
追って、すべての皆様のところにお邪魔し、お礼を述べさせていただく所存ではございますが、まずもってこの場をお借りして感謝を申し上げる次第です。
本当に・本当にありがとうございました。
さて、誕生日だった9月10日は金曜日でした。
ですので、平日で通常通り学校があります。
翌土曜日は、もう間もなくに迫った運動会で披露する演技の稽古が午前中にあり学校へ。また午後はいつもどおり野球チームの練習というスケジュールの息子でありました。
明けて日曜日も朝からグランドに出かけ、お昼までボールを追いかけていた息子であります。
ということで、日曜日の午後、ようやく「誕生日の恒例作業」に着手した息子でありました。
その、「恒例作業」とは
自分の誕生日ケーキを作ること。
はい。今年もやります。
これまでは、お母さんの手を借りながら朝から夕方まで一日がかりでスポンジケーキを焼くところから行っておりましたが、今や、「親より忙しい」週末の息子です。
それに家内においても順調に回復しているとはいえ、まだ腰も完治したわけではありません。今しばらくは、無理をさせるわけには参りません。
ということで、今年は、家族ぐるみでお世話になっているご近所のケーキ屋さんにスポンジケーキと生クリームを分けていただくこととなりました。
いつもこちらのショーケースに並ぶケーキ達を食い入るように見て、将来に向かって勉強に励む息子をきっと他のお客様の迷惑になっているに違いないにもかかわらず、ずっと温かく見守り、可愛がって下さっているのが、こちらのマスター。息子の「ケーキ屋さんになりたい」という夢の最大の理解者なのであります。
そんなマスターですので、「流星のためならまかせなさい」と快く引き受けてくださいました。そのうえ「トッピング用のフルーツは、うちから流星への誕生日祝いね」と仰って、プレゼントしてくださったのです。
本当にありがたいことです。
「このご恩は決して忘れてはいけないよ」と息子に強く言って聞かせた僕であります。
さあ、準備が整いました。
いよいよ作業開始です。
まず手始めに
(生クリームを泡立てます)
程よく泡立ったらデコレーションに取り掛かります。
(丹精込めて焼いてくださったスポンジケーキ)
厚さを半分にカットしたら
(フルーツを挟んでいきます)
続けて
(外周を生クリームでコーティング)
最後に
(天辺をデコレーション)
ついに
(2010年バージョン完成です)
この日、家の中にいてもまだまだ30℃を超えている午後でした。
泡立てたクリームがどんどん溶けていくのに苦戦した息子です。
多少「見てくれ」は芳しくないですが、この日の我が台所で作ったのであれば上出来だと思います。
素直に褒めてやりたい僕であります。(はい、親バカです!)
息子よ!
よくやりました!
お見事ですっ!!
マスターがフルーツに加えて
(チョコ・プレートも書いてプレゼントしてくださいました)
12歳の誕生日。
本当に沢山の祝福を頂きました。
リアルな世界からのネットの世界からも。
ひとえに「人様とのご縁のありがたさ」に尽きます。
こうして、良きご縁に恵まれたことを心から感謝し、そして、そのことが「いかに幸せなことであるか」をケーキの出来栄えを褒めてあげると同時に、しっかり息子に伝えた僕であります。
さて、時計を見ると夕方5時過ぎ。
この日、誕生日の食事に出ることにしていた我が家です。
息子のリクエストは、当然「肉」かと思いきや「癒し家さんでかれいの煮付けがいい」とのこと。
この田舎駄ブログの皆様はすでにご存知の通り、我が「癒し家」さんも「家族ぐるみのお付き合い」です。
今ではすっかり息子もカウンターの常連扱いなのであります。
そのうえ息子は、若女将Kちゃんが拵えて下さる「魚の煮付け」が大好物。
息子いわく「Iちゃん(←Kちゃんの愛娘の名前です)のお母さんが作る煮魚は日本一だ」そうです。
いつも「美味しい・美味しい」と満面の笑みで煮魚に食らいつくそんな息子をKちゃんも「流星の食べっぷりを見てるとこちらも作り甲斐があるわ~!」と喜んでくださいます。
癒し家さんに到着。
今日は3人ですので小座敷に入ります。
ここに来たら、煮つけと同じく息子にとって絶対はずせないのが
(ヒラメのお造りでハッピーバースデー)
ちなみに生簀から網ですくい締めたばかりの。
もちろん目の前の海で採れた天然物であるのは言うまでもありません。
このあと、さんざん美味しい魚に舌鼓を打ち、家族で堪能。
かれいの煮付けも「特大」でありました。(写真取り損ねました)
さて、すっかり食事を楽しんだら、あらためてお祝いです。
先に書きましたとおり、こちらのご一家とは、「家族ぐるみ」のお付き合い。
お祝いに加わってもらえたら本当に嬉しく思います。
Kちゃんのお子さん「You&I」姉弟の二人をご招待です(「持込み」してるのにご招待って。。。)
蛍光灯を消してろうそくに火を点し
ケーキが小さいのでろうそくは6本で。
それに、腰の完治していないお母さんですので、今年は「膝に抱っこ」は我慢の息子であります。(中学生になってもするのか????)
パン教室の講師の顔を持つ若女将Kちゃんも息子のケーキの出来栄えを「すごいなぁ!」と褒めてくれました。
そのことがとても嬉しかった息子です。
ナイフでカットし、「You&I」にもお裾分け。
思わぬケーキに大喜びしてくれた二人でhした。
無心にケーキをほお張る3人を眺めながら、こうして多くの皆様に支えられ幸せに生きていけることをあらためて心から感謝するとともに、息子のみならずこの子達すべての未来が「夢」と「希望」に満ち溢れたものであるように頑張らねばと心に期す僕でありました。
とある田舎サラリーマンのささやかなお祝いの一日でした。