御殿場インターチェンジから東名高速道路を更に東に向かいます。


この日はまだ平日のことですので横浜・町田付近で多少車が多くなったものの、スムーズに用賀料金所まで到着です。

所要時間約50分。


ここからいよいよ東京都内です。

首都高速道路を進み渋谷付近まで来ましたら、ついに渋滞に捕まってしまいました。

まあ、慌てる旅ではなし、ゆっくり行くことのしましょう。

車高の高いアルファードですので、「よう壁」の向こう側の街並みが窓の外に見えます。

このノロノロ運転を幸いに「にわか観光タクシー運転手」となった僕は、味わい母子に東京ガイドをしてやることにいたしました。

普段、東京での出張の際、移動はもっぱらJR&地下鉄を活用しますので、高速道路の高架から東京を眺めるのは本当に久しぶりのこと。

実はこの見物を一番楽しんだのは僕だったかもしれません。



「ここが渋谷駅、ここにハチ公の像があります」


「ここが青山学院大学ね」


「真正面に見えるのが六本木ヒルズ」


「もうすぐ右側にビルの間から東京タワーが見えるから見てなさいね」


「あれが日本銀行の本店だよ」


「あそこが東京駅、11日のお肉はあそこのビルね」



などなど


そして、高速道路は隅田川沿いのルートに出ました。

川に浮かぶ屋形船に江戸の風情を感じていると、街並みの向こうに、ついに今回の目的のひとつが見えました。


東京スカイツリー。


初めて見るその大きさに僕も思わず「さすがに大きいなぁ」と感嘆の声を上げたのであります。


駒形橋の出口で高速を降りたら、浅草の町を抜けホテルに到着しました。


チェックインしてひとまず部屋に入ります。

部屋は10階。

部屋のカーテンを開けると



(スカイツリー・ビューの部屋をリザーブ)

海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記--201008091747000.jpg



宿泊地に選んだのは、浅草ビューホテル

浅草初の本格的なシティーホテルです。


このホテルが提供している1日10組限定の「2010夏限定!大人も手当てプラン 」に申し込みました。

トリプルルームが、「1部屋 = @13,500.-」つまり「一人当たり@4,500円」というビジネスホテルでもこの値段は見つからないという破格のプラン。

しかも、チェックインと同時に一人1日当たり1,000円分の館内利用券が付いてきたうえ、「この券は宿泊料金のお支払いにもお使いいただけます」というアナウンス。迷わずそうすること。

つまり都内の一流ホテルを「1泊@3,500円」で利用した漫遊記一行でありました。




明日から本格的に東京の旅が始まります。


今回の目的地は浅草&上野。

そしてテーマは


「科学」と「最先端」と「老舗の味」と「嬉しい再会」




報告は「その3」へと続きます。