カレンダーは、また一枚ページがめくられて、とうとう8月に突入。
夏の高気圧に覆われた日本列島、こちら知多半島もすっぽりその中におさまり、連日35度を超える猛暑が続いています。
先週の日曜日のこと。
例によって早朝から畑でひと仕事こなしておりました。
作業の区切りよく使っていた部材がなくなりましたので、今日のところはそこで手仕舞いすることにしました。
いつもならば、家に入ってそのまま風呂に飛び込み、汗を流したら「泡の主食・ビール」となるところなのですが、そういえば、冷蔵庫のストックを前の晩に空っぽにしたことを思い出しました。
次回に備えて、畑仕事に使う資材も補充しておかないといけません。ついでにビールを仕入れることにし、お風呂を後回しにして、そのまま近所のホーム・センターとコンビニまで出かけたのでありした。
まずはホームセンターで部材を調達。そしてコンビニに立ち寄った僕は、まっすぐビールの並んだ冷蔵庫の前にまっしぐら。
僕のデフォルトはなんと言っても「ヱビスビール」。
日本が世界に誇る、麦100%の本当に美味しい逸品です。
いろいろなブランドを飲みますが、やっぱり「原点回帰」はヱビスです。
冷蔵コーナーのガラス扉を開けていつもの金色の缶に手を伸ばした僕は、何だか缶のデザインが違うことに気づきました。
よく見ると缶には「商売繁盛」の文字が。
あらためて缶を手に取り、更にじっくり缶を見た僕は、思わず嬉しさで「にんまり」してしまったのでした。
**** サッポロビールさんのプレスリリースより抜粋引用 ******
サッポロビール株式会社(本社・東京、社長・寺坂史明)では、「商売繁盛!ラッキーヱビス缶」(※1)を2010年7月28日(水)から数量限定発売します。
「ラッキーヱビス」はヱビスブランドの瓶商品(※2)に、数百本に一本の割合で含まれており、これに出会えたら幸運と言われているものです。通常のヱビスのデザインは鯛が1匹いるだけですが、ラッキーヱビスは2匹の鯛がデ ザインされています。
今回は「ヱビスビール」が1890年に発売を開始して以来、本年で120年を迎えたことを祝して、特別に鯛が2匹いるラッキーヱビスを缶にデザインしたヱビスビールを販売し、ラッキーヱビスに関して当社に寄せられた「缶でもラッキーヱビスを発売してほしい」「希望者全員が購入できるようにしてほしい」「お世話になった方への贈り物としたい」等のお客様からのご意見、ご要望にお答えします。
当社では、これからも変わらぬうまさのヱビスビールをご提供し続けていくことが、お客様の笑顔を増やしていく一助になると信じています。
(※1)中味は通常の「ヱビスビール」です。
(※2)「ヱビスビール」、「ヱビス〈ザ・ホップ〉」、「ヱビス〈ザ・ブラック〉」の3種
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ホームページによれば、このプレス発表は、5月27日付けで出されています。
僕はサッポロビールさんのメルマガ会員になっておりますので、間違いなくこの情報も配信されているのですが、この頃、かなり身辺が慌しかったので、どうやら見落としていたようです。
でも、知っていて待ちわびるより偶然見つけたほうが「よりラッキー感が増す」気がした僕でありました。
というわけで
(つれて帰ったヱビスさん)
早速エプ子さんで記念撮影です。
でも、これでは、せっかくの鯛が良く解りません。
こんなとき頼りになるのは、やっぱりオリ江ちゃん。
オリ江ちゃんでズーム・イン。
(魚籠の中にしっかり鯛が入ってます)
これまで、かれこれ合法的に27年間、非合法時代(←すでに時効が成立いたしております。皆様深く突っ込まないように)を加えれば随分と長いエビスさんとのお付き合いです。が、実際、これまでにラッキーエビスさんに出会ったのは2度くらいしかありません。
しかし、いずれも知人が手に入れたものを見せていただいたのであり、自分で手に入れたことは勿論ありませんでした。
それでも、「一度も実物に出会ったことがない」という方がほとんどのだと思いますので(ラッキーエビスのラッキーたる由縁です)、現物を「2度も見ている」というだけでもまさに「奇跡的」だといえるのです。
そのラッキーヱビスが、缶とはいえ目の前に。
しかも3缶。。。。。
通常ビールは6缶パックで売られるのですが、時として、4つに仕切られた紙のBOXに「ビールX3缶」とおまけを1つプラスして収めた「キャンペーンBOX」が並ぶことがあります。
コンビの冷蔵庫を見るとおまけBOXが眼に入りました。
もちろん、「数量限定」の4文字が印刷されております。
この4文字にからきし弱い僕が買わないわけがありません。
(ラッキーヱビスにグラスがおまけ)
(もちろん、こちらも鯛2匹)
ラッキーヱビスが更にラッキー。
いやはや、コンビニで小躍りする僕でありました。
早速、飛んで家に帰えります。
ひとまず缶は冷蔵庫、グラスは水洗いしてフリーザーに押し込みます。
そして、今度は服を脱ぎ捨て、お風呂にザブン。
さっぱりと汗を流したら、冷蔵庫から取り出して。
ビールもグラスもキンキンに冷えています。
プルトップを開けると「プシュッ」という小気味良い音が耳に届きます。
冷凍庫で凍らせたグラスは白い霜で覆われています。
そこにビールを注いでいきます。
きめ細かな泡がグラスの中に立ち上ります。
それはまるで小さな入道雲のようです。
泡の雲の下には、黄金色の空。
グラスの中に広がる世界に僕の喉はもはや限界。
もう待ちきれません。
こうなれると、もはやオリ江ちゃんもエプ子さんもそっちのけです。
ファインダーを覗いているうちにせっかくの泡が消えちゃいます。
グラスを口に一気に喉に流し込む。
プハァー!
思わず出る、このひと呼吸。
自然と脳裏に「至福」の二文字が浮かんできます。
床にどっかり胡坐をかいて、団扇片手につめたく冷やしたビールを飲む。
つまみは畑で採れた茄子とキュウリ。
茄子は「塩もみ」にして上からゴマをパラリとふりかけて。
キュウリは洗って小皿に受けたお味噌を付けて。
時計を見れば間もなく正午。
庭を見れば地面から照り返す日差しが眩しいくらいです。
きっとゆうに30℃を超えていることでしょう。
回っているのは扇風機。
開け放ちたふすまから部屋のなかを抜けていく風は少し暖かいのはたしかです。
でも、これこそが「日本の夏」です。
よくぞ日本男児に生まれけり。
四季のある国に生まれたことを心から幸せに思います。
「夏らしい夏」に出会った開運グッズ。
今年の夏はこれからいい事ありそうだ
そんな予感がした海沿いの田舎町の「ささやかな幸せに包まれた」ひと時でした。