冷たい雨が降り、日本各地で雪が積もる天候の日々。「春はもう少し先かな」と思う毎日です。
そんな中、昨日(3月11日)出先へ向かう途中、里山に囲まれた田舎道を車で走っていると
(この光景に出会いました)
里山の雑木林に自生した山桜です。
誰かが植えたのではなく、自然に生えて育った木です。
この風景を見つけ、先を急ぐ途中でしたが、嬉しさのあまり車を停めエプ子さんを取り出した僕であります。
たった1本、この場所に根を張り、風雪に耐えながら枝を茂らせて立っている。そして、誰が教えるでもなく、自然の営みの中で春が来た事を知り、こうして花を開かせている。
大自然の営みの偉大さにあらためて心から畏敬の念を持つ瞬間でした。
先を急ぎますので、わずか10分足らずのつかの間、エプ子さんのファインダーを覗きながら春の訪れの嬉しさに心躍らせた僕であります。
収めたショットは、別堂 にて。