季節は3月。


会社も決算月を迎え、慌しさを増してきました。

例年ですと、これに加えて、春のお祭りの準備が大詰めをとなり、まさに「体があと2つ欲しい」と思う時期です。

が、今年は、ちょっといつもとは違う3月を過ごしております。


昨年、お祭りにおいて最高責任者の大役を勤めさせていただき、今年の最高責任者へ引継ぎをいたしました。

慣例の則り、今年僕には「顧問」という称号が与えられております。

さて、この「顧問」というお役目、「相談事があったときは大所高所から適切に助言をする」とうお役目なのですが、言い換えれば「相談事がないときは大人しくしててください」という立場なのであります。

ですから、先輩諸氏と同じく、今年、僕がお祭りのなかでとるべき態度は「けっしてでしゃばらない事」であり、「お声が掛かるまでは顔を出さない」というのがそのスタンスなのであります。

ですので、約10年ぶりに「3月の土日が自由時間」という年を過ごしているのであります。


そんな今年、いつもお世話になっている、「東の巨匠様 」のところで、3月に鈴鹿にお見えになるというのを拝見しました。

そして、どうやら、そこには京都から横綱様をはじめaoi部屋の御一行 も出稽古にお見えになるようだと察知したのであります。

横綱様はじめaoi部屋の皆様には、今年の初えびす で大変お世話になっております。

鈴鹿といえば、伊勢湾を挟んで向かい側の「地元」でございます。

せっかく時間にゆとりがある今年です。これは、お出迎えせねばということで、鈴鹿に行く事にいたしました。


土曜日の朝、hunau様の集大成 が届き、家内が「ひゃーひゃー」言いながらページをめくるのを横目に、10時過ぎに知多を出発。余裕で11時過ぎには鈴鹿に到着するつもりでしたが、途中四日市から大渋滞に巻き込まれ、到着したのは12時少し回ったところでした。

車を降りると、横殴りのかなり強い雨。傘を差していても足元が雨にさらされる感じでした。

ひとまず、駐車場からグランドスタンドまでたどり着き、norinoren_【相方】様の携帯をかけますと、丁度駐車場にインしたところでした。

ほどなく、横綱様御一行もグランドスタンドに。

今日も抱っこ紐にくくられた横綱でございました。(ちなみに現在の横綱様の体重は、10.5kg、抱っこ紐、重量制限は10kgらしい。。。。)

2ヶ月ぶりの再会のご挨拶を交わし、相方様が東の巨匠様にTEL、パドック側の食堂で合流であります。


niri様、めざとく巨匠様の足元が「芝刈り用」であることに気づかれました。

理由を伺えば「なるほど」なのですが、nori様いわく「好きもココまでとは」とマジで思ったらしい。


「立ち話もなんだから」と食堂のテーブルの一画に腰を下ろす事に


巨匠様と横綱様は、一昨年の大阪の宴以来、早速写メを撮りまくる巨匠様でありました。


僕も、相棒のエプ子さんでその光景をパパラッチ。




(あら、美人に撮れてましてよ、あなた、なかなか写真がお上手ね)
海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-



横綱様もいたくお気に入りのご様子でありました。



さて、巨匠様には、貴重なお昼休みにもかかわらず、KR10のご苦労話を伺ったりしながら、すごしておりますと、窓の外が、明るくなって参りました。

どうやら雨も上がる気配です。


程なくして静かだったサーキットに再びエンジン音が響き始めたのを聞いて、巨匠様は、横綱様に「いってくるね~!」と手を振って仕事に戻られました。


僕達もグランドスタンドからテストの様子を見学したのですが、やはり寒い。横綱様が風邪をひいては一大事とパドックに戻り観戦。

相方様はkissで流し撮りに熱中されたのですが、僕のエプ子さん、動く被写体は大の苦手です。

「ものは試し」とグリッドのマークにピントを合わせて、通過する瞬間にシャッターを切って遊んでみました。



(撮れるもんですねぇ)

海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-

海風に乗せて-田舎サラリーマンの徒然日記-



まだまだ指先の反射神経の老化は始まってないようでありますな。

後は、相方様にお任せして、ao関とnori様と屋内でおしゃべりの僕でありました。

そんな楽しいひと時もあっという間。

16:00の終了とともにここで皆さんとお別れです。


「今度は、海に出稽古に来てくださいね」とお誘いし、横綱様とバイバイをした僕達でした。


見上げれば、雨もすっかり上がり、眩しい太陽が顔を覗かせています。

明日の天気予報は、あまり良い予報ではないものの、この太陽に少し期待しながらサーキットを後にした僕でした。