またしても1ヶ月が終わり、昨日から11月になりました。
カレンダーも残すところあと2枚となってしまいました。
本当に一年が過ぎるのはあっというまです。
さて、新しい月の始まりは日曜日でした。
朝から温かい陽射しが射しこむ良いお天気であります。
こんなときは畑に出ます。
さて、この季節の畑は育ちの季節。
夏野菜が終わって秋冬野菜の収穫まであと一息といういわゆる「端境期(はざかいき)」というやつです。
今月の下旬には秋獲りの野菜やサツマイモの収穫も出来ますが、今はまだ少し時期尚早。
真夏と違い、雑草もあまり生えないこの季節ですので、畑に出ると言ってももっぱら「見回り中心」という事ととなります。
そんな見回りのお供には、相棒を連れて行かねばなりません。
ということで、エプ子さんとともに畑の近況のお知らせであります。
残念ながらサツマイモ、大根、蕪は土の中。
その姿はエプ子さんでは切り取れません。
ですので、秋獲りの一番手はこれに致しましょう。
(秋獲りの白菜)
見事な蜂の巣状態ですが、無農薬ならば致し方なし。
虫も自然の営みの一部です。少しおすそ分けしておきましょう。
その横の畝には、冬本番に収穫を迎える野菜たち。
(まだ小さな芽を出したばかりです)
向かって右は水菜、左側はもち菜です。
もち菜というのは、こちらのお正月に欠かせない野菜。
お正月のお雑煮に、このもち菜を入れるのがこの地方の伝統です。
畑の見回りもそんなところで終わりです。
エプ子さんを片手に庭先へ回ります。
庭先では
(姫柚子もずいぶん色づきました)
こちらもあと2週間ほどで黄色く熟すでしょう。そうしたら収穫です。
そして、その実を使って秋の年中行事「ポン酢の仕込み」が待っています。
今年は、ちょっと気合を入れて仕込むつもりです。
秋の収穫で、今月も週末は忙しい月になりそうです。
11月になり、これから日を追うごとに秋の深まりを実感できることでしょう。
そうした季節の移ろいと大自然の営みを肌で感じながら、大地の恵みを享受できる。
我が田舎暮らしがいかに贅沢であるかをあらためて実感いたします。
新しい月の始まりに日々の暮らしに心から感謝する僕であります。