一夜明けて、旅は二日目。
社員の皆さんのリクエストで午前中は二手に分かれてのスケジュールとなりました。
ひとつは、バスに乗って観光地をめぐる旅。
コースは、僕が二年前に訪れたのとほぼ同じルートでした。
そして、もうひとつは車で40分移動した岬でシュノーケルと水中眼鏡をつけて熱帯魚と戯れようというコース。
それぞれ楽しんだ後、次の目的地である日本一の水族館、「美ゆら海水族館」でお昼過ぎに合流するというスケジュールとなっておりました。
同行の経営メンバーは「初めて訪れる場所ばかり」ということで観光コースに随行。
僕は、熱帯魚と戯れる皆さんとご一緒する事となりました。
バス周遊チームより一足先に出発した僕達4名。
高速道路を一路恩納村(おんなそん)へ向かいます。
ドライバーさんによれば、高速道路を使えば40分歩ですが、もし一般道を使うとしたら3時間ほど掛かるのだそうです。
車窓から景色を眺めながら、「複雑な海岸線を持つこの島にもし高速道路が整備されていなければ、島の人々の暮らしは大きな不便を強いられるに違いない」という思いを強くした僕でした。
熱帯の自然林を切り拓くなどの問題もありますが、やはり地方にとって「道路整備」というのは、本当に生活に密着した最も重要なテーマである事を再認識した僕でありました。
到着したのは「恩納村漁港」
ここで、ダイビング・ツアーのガイドさんと合流です。
今回お世話になったのは、こちら 。
ガイドしてくださったS袋さん、懇切丁寧なガイド、ほんとうにありがとございました。
もし、沖縄を訪れて、シュノーケリングやダイビングをしたい方は、絶対お勧めのショップさんです。
さて、ここで、色々な説明を受け、装備をお借りしやウェットスーツに着替えます。
(ダイバーさんへはアクアラングです)
ここから、船で目的地まで向かいます。
(船に乗り込んで)
向かう先は、真栄田(まえだ)岬。
この岬にある「青の洞窟」そしてその周囲の熱帯の海をシュノーケリングで楽しんだのでした。
本当に素晴らしい景色が広がっておりました。
毎日海を見て暮らす僕ですが、やはり熱帯の海は違います。
色とりどりの熱帯魚達が優雅に泳ぐ姿には、本当に感動いたしました。
そして、「青の洞窟」の幻想的な風景にも圧倒された僕でありました。
が、しかし、どこでもお供してくれる我が相棒オリ江ちゃんは、水が大の苦手。
残念ながら港でお留守番となってしまいました。
とうことで、こちらの様子はレポートできませんが、午後に訪れた
(こちらでしっかりレポートです)
熱帯の海の中は、手の届くところに、この光景がリアルに広がっておりました。
この子達には、さすがに会えませんでしたが、おまけと言う事で
さて、美ら海水族館といえば、「巨大水槽とジンベイザメ」
(威風堂々とした見事な巨体が水槽の中を泳ぎまわります)
そして、呼び物は、このジンベイザメの「えさやり」
これ、実は2年前には、見られませんでした。
今回は、しっかり見てまいりました。
いやはや、噂に違わずスゴイ迫力でございました。
我が相棒、オリ江ちゃんも活躍してくれました。
(巨体を縦にして、一気に丸呑みです)
この迫力のシーンを目の当たりのして、ますます家内と息子を連れて来てあげねばと思う僕でありました。
水族館を後にして、次に向かった先は「万座毛(まんざもう)」と言う場所。
毛とは、琉球の言葉で「雑草の茂った草原」を意味するのだそうです。
ガイドさんいわく、畑の手入れを怠って荒れさせていると琉球の人は「あそこの畑は毛(もう)だね」というのだそうです。(「我が畑も「もう」と言われないようにしなけりゃな」と思った僕でありました)
さて、こちらの土地、かつて琉球の国王がこの場所を訪れた際「万人が座れる毛(もう)である」と仰った事から「万座毛」と呼ばれるようになったのだそうです。
今では、この場所は「夕景の名所」として有名であり地元に人々にも愛されているデートスポットなのだそうです。
僕達が訪れたのは17:00を少し回ったところで、日本列島の最西端である沖縄では、この時期、日没はもう少し遅い時刻ということで、残念ながら夕景には少し早かったのですが、その景色の素晴らしさは充分感動するものでした。
(万座毛からの少し早い夕景)
このあと、ホテルにチェックインした僕達は、沖縄位置の繁華街「国際通り」に出て、夕食の宴を楽しみました。
那覇には、ステーキハウスが数多くあると言う事で、パフォーマンスを楽しみつつお肉に舌鼓を打った僕達でした。
このあと、それぞれ国際通りへ繰り出し、沖縄最後の夜を楽しんだ僕達でありました。