10月3日 AM10:45発のフライトで中部国際空港を発ち、PM1:00丁度に那覇空港に到着いたしました。

到着ゲートを出るとそこは、いまだ夏の日差しが燦々と降り注ぎ青空には大きな入道雲がそびえておりました。

空港スタッフの皆さんもしっかり夏の装いでした。




(沖縄ならでは「かりゆし」スタイル)





社員の皆さんが、手荷物を受け取っている間に一足早く到着ゲートを出た僕は、現地の添乗員さんにご挨拶をさせて頂き、旅程の確認をすませました。

今回、僕を含め総勢9名のメンバーは、旅程の3日間、現地のガイドさんの先導で主にバスでの移動となるのですが、そのバスが配車されるのは、空港ではなく、このあと向かう第一目的地。

そこまでは、自分達でたどりつくことになっておりました。

確認をすませて添乗員さんに「では、のちほど」とお別れし、皆んなで空港内を移動です。



(向かった先はこちら)



沖縄に開通した新交通システム「ゆいレール」

鉄道の無かった沖縄県に初めて開通したモノレールです。

添乗員さんから受け取ったチケットで改札を抜けホームに上がります。



(これに乗り込みます)




(運転手さんも「かりゆし」スタイル)




(出発です)




モノレールにゆられて約20分。


到着したのは


(こちらの駅)



こちらにあるのが



(この施設です)






「沖縄地域特定振興法」に基づいて開設された免税店です。

この法律の成立した背景には、この土地が歩んできた歴史が大きく係わっています。


第二次世界大戦終結後、沖縄は永らくアメリカ合衆国の統治下にありました。

その統治時代、物品に掛かる税が日本に比べて非常に低かった事により、沖縄での物品購入が、観光の大きな目玉として、地域経済にとって大切な収入源となっていたのでした。

日本へ主権が移った後、物品に掛かる税率も日本と同等となり大幅に引き上げられる事となるったため、この法律により「観光戻し税制度」が施行されたのです。

観光客は、沖縄県内で購入した洋酒などの特定商品につき「未使用」である事を条件に物品税(消費税)や酒税を戻される事とが可能となりました。

しかし、為替相場の変動などの要因から、物品購入の魅力が少なくなるとともに、観光の中心が、マリンレジャーへと移行していく中で、この制度のメリットがなくなってきました。

そこで、その対応として、2002年に法律を改正し、従来の「税戻し」から「免税店制度」を導入する事となったのです。



何故、沖縄に免税店があるのか?



この問題にも先の大きな戦争の影が色濃く残っているのだと言う事をあらためて理解した僕でありました。

大きな苦労を背負い続けるこの土地とそこに暮らす人々が少しでもより良い生活を営む事ができるよう、更なる経済発展のための手立てをして欲しいと願う僕なのでありました。




(免税店に入ります)




家内が来たら、眼の色変えそうなブランド・ショップが軒を連ねております。

そうそう、沖縄には、「動物大好き息子」が憧れる「日本一の水族館」もございます。

免税店のラウンジで休憩しながら、「この土地は、いずれ家族で訪れる事になりそうだな」と予感する僕なのでありました。



さて、今回、僕がご一緒させていただくのは、7名の女性のみなさん。

男性は、僕ともう1人、随行の経営メンバーだけであります。

やっぱり、女性の皆様には「グルメ」と「ショッピング」は欠かせないテーマということで、思い思いにショッピングをゆっくりと楽しまれたひと時でした。



さて、出発時間となりました。



これよりバスに乗り込み次の目的地へ移動です。