さっきまで晴れていたのに、いきなりの大雨。そしてまた、夏の青空が返ってくる。


めまぐるしい天候の変化に翻弄された一週間が過ぎ、週末は、どうやら落ち着きを取り戻した、こちら伊勢湾沿岸でございました。

まだまだ、照りつける日差しは、充分に夏を感じさせてくれ、それは、それでひそかに嬉しい思いの僕でありましたが、とはいえ季節は、次へのバトンタッチをすることは確実です。

大自然の営みは、ちゃんと摂理に従って、移ろっていくことは間違いありません。


夏の終わりをちゃんと受け止め、僕も次の季節への準備に取り掛かった、週末でした。



(久々に愛機とタッグです)



夏の野菜たちが役目を終えて、しばらく休ませていた畑に「ハッピー・カム号」と出動です。

まずは、休ませている間に生えた雑草を刈り払い、そこに「土」を元気によみがえらせるように回復剤を撒いてやります。



(土の元気を取り戻すために)



「苦土石灰」は、どうしても酸性になりやすい土へアルカリ分を補給してやるため。

そして、籾殻の「燻製炭」は、土壌の質を改良して、野菜たちがしっかり根を張ることが出来る土に変えてやるため。

それぞれ、「夏バテ」した畑への元気の素です。


(元気の素を散布して)




これを撒いたら、ハピー・カム号で耕していきます。

9月とはいえ、まだまだ残暑は厳しく、照りつける太陽の陽射しは、本当に厳しいものがあります。

この夏、生まれて初めて、「恐怖の体験 」をいたしましたので、今回は、しっかり水分補給をしながらの作業です。




(一時間ほどで耕せました)


ここまでで、すでに滝のような汗がしたたり、Tシャツは、汗でずっしり重く感じるほど。

一旦、休憩です。

とはいっても、休憩は、車で種苗屋さんへ行く道中。

それでもエアコンの効いた社内は、快適そのものです。




種苗屋さんから戻ったら、作業再開です。

今回、植えるメンバーたち。
まずは、苗を定植するものとして、白菜、キャベツ、そして、今年は、日本産ですが、芽キャベツも。

種蒔きは、大根、蕪、水菜、青梗菜。

そして、夏の場所から、植え替えをするのは、青ねぎと今年絶好調だったアーティチョーク。


手は、鍬に持ち替えて、畑に入ります。

畝を立て、肥料を施し、そして、種を蒔いたり定植したり。

かれこれ2時間ほどの作業でした。



(作業完了です)



これから、秋風が吹き始め、そして、落ち葉が舞散る季節を迎える頃、「鍋料理」が恋しくなるでしょう。

その時に今日のこのメンバーたちに「活躍のとき」がやって来ます。

その頃に無事収穫となるよう、これから、しっかり手入れをして行きたいと思います。





とある田舎の「冬支度」ひとコマでした。