14日正午過ぎに帰国し、翌15日より家内は通常の勤務シフトに戻り、僕はお盆の精霊をお送りするお勤めをしたうえ、本日(16日)は、僕もオフィスへ出勤いたしました。

先ほど帰宅し、ご報告記事をあげさせていただいております。



さて、昨日の続きです。


2005年ノエルの頃、「2009年5月にパリへ」と決め、まずは「資金の確保」に着手した僕でしたが、時を経て今年の4月、ひとつの決断をいたしました。

それは、当初2009年5月だったパリ行きを今年の夏に繰り上げることでした。


「息子をパリへ連れて行き、様々な経験を積ませて上げたい」という思いのなかで、それに当たって、いくつかの「僕なりの考え」がありました。


ひとつは、おいそれといける場所ではない所に出かける以上、しっかりと自分の記憶の中に刻み付けて欲しいということ。

次に、経験を積む上で物理的に「時差」を経験することが避けられない中で、旅に耐えられる「体力」が必要であるということ。


その条件をクリアするためには、やはり息子が、小学校高学年に達していることが不可欠と考えたのです。

そこで、息子が「小学5年生」となる2009年の「ゴールデン・ウィーク」をターゲットしてきたのです。


が、しかし、ここで当時では予想だに出来なかった事態が発生してきました。


そう、


「原油の高騰」と「ユーロ高」


です。



今年の2月には、原油先物相場はついに1バレル=100ドルを突破し、このままでは「200ドル到達まで時間の問題」とさえ囁かれ始めました。

また、2005年当時1ユーロ=130円前後だったのものが、150円を超え、まだまだ「強さ」を見せております。

経済情勢がこのままの勢いで続いていけば、2009年になったときには、


「親子3人での旅」は「一人お家でお留守番」が現実のものとなってしまうのではないか?


その危機感が、ひしひしと増してきたのであります。


そこで、いろいろな事を検討・判断し、少し予定よりも早いですが、「小学4年生」の成長ぶりに期待を込めて、実行委員長として「この夏に決行」を決断したのであります。


その結果、この旅が実現することとなったのであります。


今、旅から帰って、改めて「今回の決断が正しかったこと」を確信しております。

小学4年生の息子へは、人生にとって大きな「心の礎」を作ってあげることが出来たこと。

そして、いつも苦労ばかりかけている家内にも少しは感謝の気持ちを形して上げる事が出来たのではないか。



その僕の思いに惜しみなくお力をお貸しくださった皆様に心より感謝申し上げます。



こうして、決断をして様々な準備作業をへて、5月29日、「8月10日名古屋発パリ行きの航空券を予約するべく航空会社のインターネット・サイトの「予約ボタン」を「ポチッ」っとクリックしたのでありました。




そして、無事、親子3名でパリ行きの飛行機の搭乗券を手にしたのでありました。




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さあ、一路花の都パリへ飛び立ちます。

シャルルドゴール空港の到着ロビーで待っていてくださるのは、とびっきりの「凄腕ツアーディネーター」様です。

期待に胸を膨らませ、テイク・オフ!!



「いざ、Parisへ」編へと続く。