さて、息子の「ひょんな一言」で始まった、我が家のパリの「旅への道のり」。

この旅の計画を早くから、知りご支援くださった方たちがいらっしゃいます。





ご縁の始まりは、ネットの向こうから、この田舎駄ブログにお越しくださり、「読者登録」をしてくださったのがきっかけでした。

それは、2005年、晩秋の頃の事でした。


丁寧な言葉で綴られたメッセージを拝見し、その「お人柄」に暖かいものを感じ、僕もその方のブログにもお邪魔をさせていただきました。

その方が、まさに「その日」にお書きになっておられた記事は、「11年間」という長きにわたって僕の心の中にぽっかりと空いていた「大きな空洞」を埋め、そして僕に、しっかりと「新たな気持ちで前を見る勇気」を与えてくれたのです。(その思いはこちらの記事 に綴らせていただきました)




こうして始まった、そのみ様&宮田様ご夫妻様とのご縁は、ネットを通じ、お互いにいつくしみ、そして、大切に育ませていただき今日までまいりました。

その日々の中で、ご縁は、我が家族にも拡がり、今日では我が息子にいたっては、ご夫妻様より「社長」の称号を頂き、そして、2006年10月、鈴鹿でのF1最後のレースが終わったのち、我が田舎家にお越しくださって以来、息子を「身内同然」に可愛がって下さるのであります。

息子もまた「宮田のおじちゃん」と「そのみお姉さん」と呼ばせていただき、心底なついているのであります。

親として、本当にありがたい事とご夫妻様には、心より感謝しているのであります。


そのご夫妻様より、「社長がパリにきたら、おじちゃんとお姉さんが待っててあげるからね」とおっしゃっていただき、いつしか息子の心の中に「宮田のおじちゃんと一緒にエッフェル塔と凱旋門に登って、そのみお姉さんにとパリのケーキ屋さんに連れて行ってもらう」というのが、夢となっていったのであります。




日々のネット社会でご親交はもとより、お会いする機会がある度に我が家の「渡仏計画」をご夫妻様はお気にかけてくださておりました。

そして、宮田様には、我が家の渡仏計画を「社長仏蘭西漫遊記」と名付けていただき父である僕が「漫遊記実行委員長」として様々なご厄介をおかけしたのであります。



そして、もうお一人。

そのご縁は、とあるシャンパンのメーカーが出しているグッズをともに所有していることから深まりましたました。

そのグッズを共有する方々が、ネット社会の中で誰もが等しく「人の心の息遣い」を感じとり、そして、その「心」に相通じた僕たちは、いつしかお互いを「姉弟妹」して「心の絆」を結んでいったのです。



人呼んで


ヴーヴクリコ5姉弟妹


その次妹である、マカロン様も、未だ会った事のない我が息子を「動物博士」と呼びネットの向こうから、いつも暖い眼差しを我が家族に送り続けてくださったのです。

そして、「いつか、フランスの地でお会いできる日を楽しみに」と仰ってくださり、今回、その日が確実になるにつれ、様々なご支援の手を惜しみなく我が家族に差し伸べて下さったのであります。




いささか、長くなりましたが、僕が、ここで申し上げたい事は、ただひとつ。

それは、「一介の田舎サラリーマン一家」日本を離陸出来たのは、を多くの人々が、僕たち家族を支えてくださってという事。

そして、その現実は、紛れもなくディジタル・テクノロジーが作り出した「バーチャル世界」であるはずの「ネット社会」が与えてくれたものであるということなのであります。




人様とのご縁は、ありがたいもの。

そのご縁を大切に愛しみ、育み、そして広げていける人になるように。



今から25年前。

僕が二十歳のときに人生の大先輩から教えられた一言です。

この一言を信じ、そして、僕の信念である「テクノロジーは人の幸福に資するものでなければならない」という思いを持って今日まで生きてきました。

今回この旅の実現に至るにおいて、自ら信じてきたものが本当に正しかったのだということを実感できたのであります。



このありがたいご支援と、皆様の一方ならぬご支援により今回の「漫遊記」が実現していることをまずもって、心からの謝意を込めてご報告させていただきます。

本当にありがとうございました。

あらためて、心より感謝申し上げます。






この想いを胸にいよいよ、旅の始まりです。

さあ、いよいよここから、田舎サラリーマン一家の「漫遊記(その実態は、能天気スチャラカ道中)(恥)」の始まりです。

これより以下、「漫遊記実行委員長」の責任により包み隠さずご報告申し上げます。

この先の記事により、いかにご夫妻様ならびにマカロン様、そして、その他多くの皆様により暖かいご配慮を賜わったのかが、暴露されることと存じます。(その他の方々も以下の記事にて必ずご紹介させていただきます)

その点、ひとつご認識いただき、記事を先に進めさていただきます。


本日、ここまで。



明日、「搭乗口までたどり着けるのか?」編へとつづきます。