眩しい陽射しに包まれた一日。



梅雨空は、前の月に置き忘れてきたようで。



仕事を早めに切り上げて明るいうちに家路に着く。




夕暮れに誘われて独り海まで散歩に出てみる。




空一面の茜色は、打ち寄せる波も染めていく。





ポケットから取り出した缶ビールを喉に流し込む。





新しい月は、大好きな夏を連れてきた。