先週末の土・日曜日、とあるイベントが残念ながら中止となってしまいました。
土曜日の午前中は、親戚の法事でしたので午後から日曜日まで、まる1日半の時間が出来ました。
「畑でひと汗」も思いつつも、それまで降り続いた大雨で、畑も水浸しでとても耕せる状態ではございません。
この週末は、大潮でしたので「潮干狩り」とも思いましたが、「動物大好き息子」の「ひと言」とそれに食い付いた家内の「行くっ!」の声に圧されて、東へと車を走らせる事となったのでした。
さて、ここで少し時間を遡ります。
時は、昨年9月の終わり。
酷暑の夏がようやく峠を越え、これから秋に向かう頃、僕は、ちょっとしたアクシデントに見舞われました。
実は、財布を落としてしまったのであります。
いやはや、痛恨の極みでございました。
まあ、落とした財布が出てくるはずもなく、クレジット・カードやキャッシュ・カードの再発行手続きをして日常に復したのですが、肝心の「財布はどうしたものか」と思案したのであります。
聞くところによれば、「秋の財布」は「空き財布」に通じるのだそうで。
そうと聞いては、財布の「新調」にも「慎重」になろうというものです。
ということで、当座の間に合わせとして、ひとまず「○イソー」さんで105円にて財布を手に入れる事にしたのであります。
さて、しからば、、一体いつなら縁起が良いのか?
ご存知の方も多いかと存じますが、それはやっぱり、「春の財布」は「張る財布」ということで、「春が一番」なのだそうです。
「夏の財布」も「暑い」が「厚い」に通じ、これもまた「良し」ということです。
実は、僕、昔から財布は、「DUNHILL」と決めております。
さして物事やブランドにこだわらないのですが、「これ」と決めてしまうと、どうにもよほどの事がない限り、「そればかり」を使い続ける癖があるのでございます。
話があちこち飛びました。
ここで整理しますと。
・土・日の時間が出来ました。
・動物大好き息子が、休みに行きたい場所は決まっております。
・その近くには、家内も大好きな場所があります。
・その場所には「DUNHILL」もあります。
・しかも今は、まだG/Wを前にした比較的空いている時期のはず。
今回は、家族の利害が一致したようです。
そんなわけで、出かけてまりました、富士山の麓の「アウトレット・モール」と「放し飼い動物園」。
親戚の法事と引き続きの会食を終えて、こちらを出発したのは14:00過ぎ、途中、清水から由比ガ浜を過ぎるあたりまで凄まじい集中豪雨に見舞われ、怖い思いをしましたが、17:00過ぎには、御殿場のアウトレットモールに到着。
いつもは、御殿場インター横のサテライトパーキングに車を入れてシャトルバスで移動(パーク&ライド方式というやつですね)するのですが、今回は、すんなりアウトレット・モール内のパーキングエリアに車を停めました。
偶然、駐車エリアのすぐ前のブロックに目的に「DUNHILL」のブティックがあり、僕の用事は、到着後、わずか10分で終了したのであります。
あとは、家内の「お楽しみタイム」です。
あちこちゆっくり見て回りながら、しばしウインドウ・ショッピングに付き合います。
家内にも幾つかお気に入りのブランドがあるのですが、そのひとつがNY発祥の「COACH」。
こちらに来るとここのブティックは、絶対に外さない家内です。
中に入りますと、セールの真っ最中だったようで、幾つかのアイテムがディスカウントされておりました。
家内が商品を手に取っているのを眺めながら、そういえば、家内が「そろそろ財布が傷んできた」と言っていたのを思い出しました。
毎年、お正月を過ぎるとお祭りが終わるまで家の事などまさに「ほったらかし」でお祭りに熱中している僕を何も言わず好き勝手にさせてくれる家内です。
心から感謝しつつも、なかなか形にする機会もありませんでした。
このセールの時期に、ここに来たのも「何かのご縁」なのでしょう。
「春」は「張る」です。
ここは一番「気張る」というのも「あり」でしょう。
家内に「日ごろの罪滅ぼし」ということで、財布をプレゼントする事にいたしました。
こうして、夫婦揃って「張る」財布を使い始める2008年となりました。
さて、残る息子ですが、翌日曜日、毎度お馴染み「放し飼い動物園」を一日中堪能したのでありました。
とある家族の休日のひとコマでした。
(ハル財布 from DUNHILL)
*** 追 記 ***
リクエストを頂きましたので、家内の春財布をご披露いたします。
(ハル財布 from COACH)