「暦の上では春」とはいえ、今はまだ2月。


まだ・まだ、冬の真っ只中だということをこの週末やって来た空からの「白い使者」が僕たちに告げてくれました。




雪国にお暮らしの皆様には笑われてしまうかもしれませんが、比較的温暖な海沿いに暮らす僕には、一冬に数えるほどしか訪れないこの冬の使者にわくわくしてしまうのであります。






オリ江ちゃんが捉えた、冬の使者の足跡です。






(降りはじめの畑です)






一時間ほどしたら






(すっかり野菜たちは雪に埋もれて)








一足早く春を告げていた菜の花も




(雪帽子をかぶって)














まだまだ、降り続いています








(しんしんと降る雪は、大粒の牡丹雪)







(あたり一面、銀世界)






(葉の落ちた樹にも雪の華が咲きました)








(軒先にもあふれんばかり)








庭先に出てみると













(山茶花の薄桃色に雪が映えます)













(姫柚子の黄色とのコントラストも見事です)








見上げれば、膨らみかけた梅のつぼみも




(縮んで硬くなってしまったでしょうか)








昼下がりには、すっかり白い世界です。






シャッターを押す指先も冷たくなってきました。






(こんなときは雪見酒)






窓の外を眺めつつ、熱くした日本酒でほんわか体を温めつつ。








夜には、雪も上がり、翌朝は、見事な快晴。

春を思わせる暖かな日差しが降り注ぎます。






(畑も朝日に輝きます)








早春オリ江ちゃんと一緒に海岸へ






(砂浜の雪と水面が陽の光に輝いて)








(つないだ小舟も雪を乗せて)








「冬が冬らしい」






そのことが、とても嬉しく感じるこの頃です。




そんな、僕の想いを叶えてくれた海沿いにやって来た「白い使者の足跡」でした。