田舎暮らしの日々の中で、僕も、田舎ならではの様々な出来事を目の当たりにしています。



そのひとつに、農業や漁業に携わる方々がどんどん高齢化していくという現実があります。

決して、過疎の地ではない我が田舎でも、農家の後継者達は、サラリーマンの道を選びます。

その大きな理由は、何より安定した現金収入が得られる事。


何しろ大きな労力を必要とする農業や漁業です。

しかも、農業にいたっては、収穫期しかその収入が得られません。

一年の大半は、栽培の為に費用を支出し続ける期間なのです。

しかも、その価格も不安定であり、不作ならば当然「赤字」、豊作でも相場が下がって「豊作貧乏」という厳しい現実と向き合っていかねばなりません。



いかに、安定した収入を得て、高い収益を上げるか?


その為に、付加価値の高い農産物を生み出す為の工夫と努力がそれぞれの生産地において真剣に取り組まれています。



今朝、そんな産地での取り組みの成果が報じられました。


決して全国版の記事ではありません。

ローカル版の小さな記事です。


僕は、この記事に出会えた事を心から嬉しく思います。

そして、高齢者である生産者皆様の明日への希望と夢に向かって続けられるたゆまぬ努力に心から敬意を表します。