久々に大きく体調を崩しての一週間。

皆様には、大変なご心配と心温まるお心遣いと労いのお言葉を沢山頂戴し「人様とのご縁のありがたさ」をあらためて、しみじみと実感する日々でございました。


この場をお借りして、改めて深く御礼申し上げます。


本当にありがとうございました。



皆様からのお言葉に大きな力を得て、おかげ様で週末にはすっかり体調も元通りとなりました。


台風の影響からか、土曜日は終日強い雨が降り続き、車を運転するに、時折ワイパーをハイスピードのしないといけないような感じでございました。

そんな雨も土曜日の深夜にはすっかり上がり、窓から差し込むまぶしい朝日で目が覚める日曜日となりました。


庭に出て、空を見上げると雲ひとつ無い快晴。

陽射しも柔らかく燦々と降り注いでいます。

「絶好の畑日和」といいたいところですが、あいにくと昨夜の雨で、水を含んだ畑を耕すのは、残念ながらちょっと難しそうな気配です。


「さて、今日一日どうしようか?」と思案していると、家内と息子から、息子のお友達親子と町の体育館で開催されている地域の文化行事を見に行く約束になっているのでお出かけしますとの事。しかも、そのままランチを食べて帰ってくるから、お昼は適当によろしくねとのひと言。


こんな良い天気に、ひとり家でくすぶっていては、本当に勿体無い。

しからば、僕も出かけることにいたしましょう。

潮風がきっと心地よいに違いありません。


さあスペシャ号、久々の登場です。




海沿いの道を進みます。



夏には、海水浴客でにぎわった砂浜も


(今は、人影もありません)



人に代わって、海辺にいるのは、こんな方々です。







例によって、どなたがどなたか、分からない僕です。

おそらく鷺の仲間ではないかと思うのですが。。。。(答えは、福岡から届きますよね?きっと)



日差しを浴びて、心地よい潮風を吸い込みながら、快調にペダルを漕いで行きます。



ちょっと立ち止まって、沖に目を向けると



沖では、こんな光景が広がっていました。










この知多地方は、九州有明地方や千葉房総地方に並んで「海苔養殖」が盛んな地方。

冬の収穫に向けて、養殖に携わる漁師さんたちは、秋の海で水に浸かりながら一生懸命にお仕事をしておられるのです。

海水温が下がる事が条件の海苔養殖にとって、秋がなかなか来ない今年は、思うように生育させられないと伺っております。

「季節は季節らしく」という言葉の重さをオリ江ちゃんのファインダー越しにかみ締める僕なのでした。

どうか、今年も良い海苔が沢山採れます様にと心から願います。



さて、もう少し先に目を凝らすと、沖を大型の船が行き交います。

伊勢湾の沖は、日本屈指の港である名古屋港への航路。

その交通量も日本有数となっています。

普段、多く見られるのは、自動車運搬船や貨物船それにタンカーがメインですが



(たまには客船も)




オリ江ちゃんのズーム機能で写してみましたが、海辺から肉眼での景色は



(こんな風景です)



そして、今では、伊勢湾は、港は海だけではありません。



空を見上げれば、



(これらも頻繁に行き交います)



(空の港に無事、着陸です)







さて、快調に海沿いの道を走らせ、カーブを曲がり切ると目の前に




(この景色が広がります)



おだやかな水面にきらきらと陽の光が反射して光り輝いています。

遠くには、かの三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった「神島」が霞んで見えます。


砂浜には、潮風と秋の空に誘われて、休日を楽しむ人々の姿がありました。



(家族連れも)



(カップルも)




それぞれが思い思いに過ごす幸せの時間がそこには流れておりました。





のんびりペダルを漕いで、オリ江ちゃんのシャッターを切りつつ、ここまで約1時間半ほどの道のりでした。

陽射しと潮風を受けて喉も程よく乾いております。

近くにあるカフェ&レストに入って、灯台の見える席に腰を落ち着けます。


冷たい飲み物が恋しくて



(ジン・トニックをオーダー)





秋の陽射しを浴びながら、胸いっぱいに潮風を吸い込んで、心身ともにリフレッシュした日曜日の昼下がりでした。