出張に出かけた先週の後半。

横浜で延べ三日間に渡ってビジネスをこなし、東京で嬉しい再会させて頂き、と「美味しい季節の味とお祭り気分」を満喫した僕は、日曜日も東京で過ごす事にしておりました。


明けて、日曜日。

まずは、新宿まで出た僕は、



(こんな電車に乗り込みました)



降り立ったのは



(こちらの駅)



お昼前に着いたのですが、すでに気温は30℃を優に超えている感じ。

額からは、すぐに汗が噴出してきました。



(駅前の商店街を汗を拭き吹き・歩きます)








たどり着いたのは



(こちらです)





いつもエネルギッシュ、でも、それでいて、とても心優しくて、毎日を愛情たっぷりにお暮らしの「パワフルお母さん」

僕が敬愛して止まない、「お弁当ギャラリーのアーチストお母さん」ことjasumin様イチオシの本屋さんなのであります。

以前より一度お邪魔したいと思っておりましたが、なかなかチャンスに恵まれず、今回、やっとこちらまで足を伸ばす事が出来たのであります。



が、しかし・・・・・。


ご覧のとおり、シャッターは降り、扉は硬く閉ざされたまま・・・・・。


扉の前で、額の汗をぬぐう事も忘れて、呆然と立ち尽くした僕なのでありました。




いたし方ありません。

まあ、これも「ご縁」というものでしょう。気を取り直して僕は、駅まで引き返す事にいたしました。


時刻は丁度、正午に指しかかったところ。

何となくお腹も空いてきましたし、何よりあまりの暑さに喉が「泡の主食」を欲しがり始めました(←いつでも、どこでも困ったモノです)

商店街を歩いていくと、香ばしい良い匂いが僕の鼻をくすぐります。

見れば、そこには、一軒の鰻やさん。


「ちょっとはスタミナも付けないとね」とその暖簾をくぐったの僕なのでありました。


ビールをお願いし、お新香をアテにして喉を潤しつつ、しばし鰻が焼けるのを待ちます。

供された「うな重」が、これまた絶品。

至福のひと時を過ごしたのでありました。



時計を見れば、1時を少し回ったところ。

お店の外に出た僕は、今回少し道に迷ったこともあり、新宿に戻る前に「次回お邪魔するとき迷わないように」と再度お店までの道順を確認しておく事にしました。





来た道を、もう一度、ことり文庫さんまで歩いていくと・・・・。




(こんな景色が目に飛び込んで来ました)




いやあ、嬉しかったぁ!!




どうやら、僕もまだ・まだ「運」には見放されていないようです。



鰻やさん!本当にありがとう!!





ゆっくりと本を拝見させていただきました。

どれもこれも魅力的な本ばかりです。



本当に来て良かった!!



これが正直な感想です。




いろいろ迷いましたが、この日3冊だけ購入させていただきました。



(こちらです)




それぞれの本については、改めてご報告させていただきたいと思いますが、どれも素晴らしい作品ばかりです。

そして、何度も何度も手にとり、一生読み続けたいと思う本ばかりです。


「一生読み続けていきたい」と思わせるこうした本が一杯詰まったこの空間は、今の時代あって、人々にとって「大切な宝物なのだ」と心から思います。



街の商店街のはずれにひっそりと佇む(←まさにこの言葉がぴったりです)この場所に出会えた事を心から感謝する僕なのでありました。




夏の日差しの中、青い電車に揺られて出かけた「うれしみ探しの小旅行」。



僕の大切なこの夏の思い出が作られた一日となったのでした。