40.9


とんでもない数字が記録されたものです。


そう、8月16日に岐阜県で記録された最高気温です。


8月15日より僕も夏休みを頂いており、15日は、お盆のお勤めと本家の仏前に挨拶回りをして過ごしました。

そして翌16日、朝5時から畑に出て草刈りと秋冬野菜のための土起こしに取り掛かったのですが、全身から噴出す汗にTシャツもコットンの作業パンツもずっしりと重くまるで服を着たまま水浴びをしたような状態。

1.5リットルのペットボトルに入れたお茶も瞬く間に空っぽとなってしまいました。

畑という場所は、土と植物に囲まれており、元来周囲よりも気温が低く、また、温度が上がりにくい場所であります。

畑仕事に勤しむようになって幾度か夏を経験しておりますが、この暑さは、これまで経験したこと無いものです。

もう、これはいけません。

ということで、AM9時にGIVE UPした僕でありました。


さて、ずっしりと重い服を脱ぎ捨て、残り湯の冷めた湯船に飛び込んでクールダウンしながら、「今日のこの暑さは、どこまで上昇するのだ!?」と考えました。

連日37℃を記録している東海地方です。この分では、38℃以上は、確実でしょう。

さすがにこの暑さは手ごわい。



ということで




(息子と二人で脱出です)




こうなりゃ、涼しい所に逃げよう!!



ということで、車に飛び乗り、一路北へ。




向かった先は、



(こちらです)



霊峰御嶽山(おんたけさん)の麓、長野県大滝村。


標高1200mは、さすがに別天地でありました。



(畑には、一面蕎麦の花が)





(白い可憐な花たちです)




(清流を流れる水も冷たくて心地よいです)



さて、この水交園さん。

読んで字のごとく「水と交わる」事ができます。


何が出来るかといえば



(こんなことが出来ます)



山からの湧き水を引いた用水路に岩魚や虹鱒を放流し、魚をつかみ取りできるという趣向。

入場料は、たったの200円。

つかみ取りした魚は、虹鱒が300円、岩魚が400円で買取となります。



(さあ、がんばっていただきしょう)




かれこれ、一時間ほどがんばっておりましたが、一向に捕まえることが出来ない息子。

ということで、致し方なく手本を見せてあげることにいたしました。


(ものの3分で)



何しろ、子供の頃は、海しか遊び場所が無かった僕たちの少年時代です。

魚をつかみ取りするくらいは、お手の物です。


そうこうして、息子もやっと1匹捕まることができました。



(やっと岩魚を二匹)



捕まえた魚を捌いて貰い、隣の食堂へ持ち込みます。



(隣の食堂へ)


食堂には、囲炉裏がしつらえてあり



(その場で串に刺して炭火で焼いてくれます)



じっくりと炭火で焼かれた岩魚からは、やがて香ばしい香りが立ち始めます。



(焼きたてアツアツを頬張ります)



いやはや、最高に美味しかったです。


息子が僕に向かって一言


「お母さんにも食べさせてあげたかったね」


はい。また今度3人で来ることにいたしましょう。



こうして、山の味を堪能した僕たちは、山を下ります。



(途中、温泉で一風呂)




こうして、「避暑」ならぬ「逃暑」の一日を過ごした僕と息子でありました。