さて、延々引張り続けた北海道の旅もようやく最終日となりました。

長々お付き合いいただき本当にありがとうございます。



日曜日もおかげさまで天気は快晴。

最高の旅行日和が約束されました。


息子としては、せっかくここまで来て、まだ隅々まで見ていない動物園に別れを告げるわけには何としてもいきません。

ということで、宿をチェックアウトし、旭川駅のコインロッカーに荷物を入れ、昨日と同じくホテルのビュッフェで朝食を摂り、再度旭山動物園へ。

まあ、我ながら「良くやるなあ」とこの記事を書きつつ半ば呆れている僕であります。



そんなこんなで旭山動物園に名残りを惜しみつつ、僕たちは旭川に別れを告げて一路札幌へ向かうことにいたしました。



(札幌までは特急ライラック号で)


さて、札幌に着いたのは、午後一時前。

とりもなおさず昼食を摂ることにいたしました。


さあ、ここまでは、息子と家内にお付き合いいたしましたので、ひとつぐらいは、僕のリクエストも聴いていただこうではありませんか。




(まずは地下鉄に乗り込みます)



かの有名な「タイヤで走る地下鉄」です。

かねてより1度乗ってみたかった僕の念願がひとつ叶いました。



そして向かった先は



(こちらです)



札幌の中心にある「札幌ビールファクトリー」




ここは、かつて明治の頃札幌の開拓使によって作られた「麦酒鋳造所」の跡地を再開発し、近代的なショッピングモールを中心とした商業施設として生まれ変わらせた札幌市民の憩いの場所なのです。

この敷地の中には、明治時代に作られたレンガ造りの工場の建物が取り壊されること無く大切に保存され、その建物の1階には、工場直送の生ビールをサービスするビアホールが作られているのであります。

札幌といえば「ビール園」と思うのですが、今回は、是非このレトロな建物に是非とも足を運びたかった僕なのであります。



(レトロなレンガ造りと近代建築のコラボレーション)






(工場から直送されたビールタンク)





(かつて工場だったビアホールの中)


さあ、いただきましょう!!



(何はともあれ乾杯)

NEC_0384.jpg



いやあ、美味しかったです!!


心行くまでビールの味を楽しんだ僕なのでありました。



さて、この建物の二階フロアーは札幌近郊の地元のお店が集まるテナントスペースとなっておりました。

いろいろ見ておりましたところ、とあるワゴンに目が止まりました。

そのワゴンからいくつかを選んで購入した僕でした。






(ワゴンからゲットした品たち)




小樽にある硝子工房「大正硝子館」さんの店内で「アウトレット品」として売られておりました。

おそらく歪みなどにより「規格外」として刎ねられたのでしょう。


(ぐい飲み)

(ぐい飲み)

(徳利)

でも、どうですか?

この歪みや曇り具合がなんともいえない良い味を出していると思われませんか?

決して高級ではないですが、僕のお気に入りのコレクションに加わることとなりました。




こうして、思いのほかこの場所で時間を過ごした僕たちは、札幌駅に戻り新千歳空港へ向かう列車に乗り込んだのでありました。

本当は、大通公園を歩いて札幌駅まで戻りながら、「赤レンガ庁舎」や「時計台」をオリ江ちゃんに収めようと思っていたのですが、またの機会となってしまったのでした。



空港に着いたら、北海道での最後の食事です






(悔いの残らぬように、うに・いくら・かに丼)




こうして、僕たちの旅は終わりを迎えたのでした。







これにて「北の大地見聞録」全編の終了でございます。



長らくのお付き合い本当にありがとうございました!!