さて、順調に旭川に到着したわが一家。
一夜明けて目を覚ますと、大雪連峰の向こうから昇る朝日を見ることができました。
(快晴を約束する輝き)
この日の旭川の日の出時刻は、午前3:55。
僕が目覚めたのが、4:20過ぎ。
実は夏のこの時期、週末は日の出とともに畑に出る習慣となっており、体内時計が日の出時刻に目覚めの時を迎えるという体質となっております。
この日も当然そうなる訳ですが、さすがに旭川に畑は持っておりません。
ということで、改めてゆっくり「二度寝」という幸せな時間を楽しんだ僕なのでありました。
さて、あらためて朝を迎えた僕たち家族は、まず宿より旭川駅に移動しました。
そして、旭川駅に隣接するホテルの朝食ビュッフェに席を構えて食事した後、旭川駅のJRツーリスト・ビューローにて動物園の入場券とラベンダー畑に向かうための列車のチケットを受け取りました。
さあ、これより息子が待ちに待った動物園へ向かいます。
(動物園に到着)
このゲートで記念のスナップを一枚撮ったのですが、撮り終わるやいなやダッシュでゲートをくぐって行ってしまいました。
いやはやなんとも困ったものだと苦笑するしかない僕なのでした。
(この直後に行っちゃいました)
さて、僕もゲートでチケットを渡して園内に入りました。
その僕たちを待ち受けていたのは
(こんな坂道)
この動物園、その名の通り「旭山」という山の中腹に開設されており、冬には、隣接する場所にスキーのゲレンデがオープンするような地形。
各飼育舎は、この山の斜面に建設されているのであります。
しかし、この「山の斜面」という地形条件が、かの「立体展示」を実現させることとなったのです。
つまり、傾斜面を使うことで「地下を掘らずに」建物を複層階の構造にすることが実現したのです。
地上一階の入り口から入って階段やスロ-プを動物を見ながら上がって出口から外に出ても坂を上って地上1階に立っている。
そんな自然の恵まれた条件が、画期的なアイディアを生み出したのです。
これこそ、今日の旭山動物園の人気の大きな秘密のひとつなのです。
とは言ったものの、おかげで園内は、どこも坂道ばかり。
さすがに、これには、いささか閉口いたしました。
しかし、動物園側もこのことは十分認識の上のこと。
、「高齢者およびお体がご不自由な方優先」という条件付ながら、園内に巡回の電気自動車が運行しておりました。
(ならば、使わない手はございません)
この電気自動車で園内の最上部まで移動です。
坂を上りきった場所からは
(眼下に旭川の街が一望です)
さあ、これより動物たちを一気にご紹介です。
この動物園に来たら、外せないもの
(アザラシのパイプくぐり)
(ペンギンの水中遊泳)
(ホッキョクグマのお昼寝)
そして、今ではもっとも有名な展示のひとつ
この散歩は、「おやつの時間」にオランウータンがおやつを取りにいくために渡ってくれるそうで、時間が決められております。
しかも、おやつが食べたくないときには、渡っていかないこともしばしばなんだとか。
幸いにも、この日は、空中散歩してくれ、息子も大いに満足したのでした。
さて、動物園での時間は、これにて一旦終了。僕たちは、旭川駅に引き返したのでした。
そう、このあと僕たちは、ローカル線での、「のんびり列車で小旅行」へと出かけたのでした。
「ノロッコ列車編」に続きます。