一週間近く続いた晴天も、どうやら金曜日の夕刻には、風を伴った雨に変わるとの天気予報。

今年の桜もいよいよ「これが最後」と、昨日(木曜日)、オフィスから帰る道すがら、オリ江ちゃんと一緒に少し回り道をしてまいりました。


皆様にも楽しんでいただければ、幸いです。



出かけたのは、車で5分ほど離れたところにある神社の境内。




この場所は、この辺りの皆さんに愛されている「桜の名所」のひとつです。


小高い丘の上に祀られた神社へと続く参道の坂道は



(桜のトンネルです)



道の上は


(一面の花吹雪)




この姿を留めておこうと、ひたすらシャッターを切ります。












中には、

すでに散った花や



まだ頑張っていてくれる花も







坂道を登り、西のほうに目をやれば


(花の向こうに夕陽が映えます)







桜の幻想的な姿には、モノクロームが似合います。(inspired from 姉さん。様







しばし、この花の「優美さ」と「荘厳さ」に思いを馳せている、その傍らで、はらはらと舞い落ちてくる花びらに「儚さ」を感じながら、家路に着いた僕なのでありました。








夜も深まったころ、僕は、もう「ひとつの桜」を見るために庭に出ました。

畑の側の雑木林に1本だけ自生している「山桜」。

木の下にたつと、白い花びらを街灯に灯りが幻想的に浮かび上がらせておりました。




(家の中まで、ついてきた「春の名残り」を盃に浮かべて)



独り、盃を空けながら、ゆく春に惜別する僕なのでした。