その子は、役に立っていないと仲間に思われていました。



ある日、その事をからかわれ、とても悲しくなって、家出をしてしまいます。





さあ、ところが、その日から、村は、大騒動になってしまいます。




実は、その子がいてくれたおかげで、いかに上手くいっていたのか。



ひやかした他の連中は、気づかされるのであります。







世の中には、目立たないけど、そこにいてくれなければ困るものがあるんだよと気付かせてくれる、大人が読みたい童話です。



ステファノ・フォン ロー, Stefano von Lo¨e, トロステン クロケンブリンク
小さい“つ”が消えた日



ドイツ人証券マンが、日本語で書いたとても素敵なショート・ストーリー。

(でも、政治家云々のところは、いらないかな。ちょっと勿体無い気がします)