君は、人って「生きている」と思うかい?
自分は、「自分で生きている」
確かにそう思うかもしれないね。
でもね、僕は、こう思うようにしているんだ。
「生かされている」
君が、僕が、この世に生まれてきたのは、きっと僕や君が「この世で必要な何か」を授けられ、託されて、それを待たせてもらったんじゃないかと思うんだ。
だから、「生きる」っていうことは、その何かを必要としてくれている事に「報いること」なんだと思うんだ。
その託されたものに報いるために人は人と出会い、人様のご縁が繋がりあっていくのだと思うんだよ。
人様とのご縁。
時には、辛いこともあるだろう。
悲しい事もあるだろう。
だけど、嬉しい事・幸せな事の方がきっと、もっと・もっとたくさん待っていると思うんだ。
だから、人様とのご縁には、たとえ今は辛くても、やっぱり感謝しなければいけないと僕は思っているんだよ。
そして、そのご縁を人は、大切に愛しんで、大きく育んでいかなきゃいけないと思うんだ。
君や僕が「生かされている」限り、そして生かされている事に「報いなければいけない」限り、決して自ら、それを絶つことは、踏みとどまらねばいけないと思うんだ。
僕達には、託された何かがある。
「生きる」
この事をもう一度だけ思ってほしい。
毎日、生かされているヤツより。