澄み切った青空が心地よい一日が終わり、あたりは闇に包まれている。




夜になっても雲ひとつない空には、三日月が冷たく浮かぶ。




すっと首筋を撫でる冷たさに身をすくめながら部屋に戻る






ロック・グラスのウォッカに庭で摘んだ柚子をひと絞り。




実に降った夜露のしずくで指先がほんのり濡れた。