今年も、この日が訪れました。


この11年間、この日を待ちわびた事など一度も無かった気がします。



「サン・マリノ」そして「イモラ」



この二つの名前を聞くたびに、悲しみに胸を締め付けられる気がして・・・・・・・。



でも、


悲しみから逃れるようとすることは、無理なんだと言う事。


そして、


悲しみから逃れようとする事は、胸の中に「生き続けているもの」をいつまでも見つけることが出来ないんだいう事。




12年目を終えた今、この事を気付かせてくれた「恩人」に心より感謝を捧げます。




宮田 正和&そのみご夫妻様へ



お二人のおかげで、ようやく、新たな一歩を踏み出す事が出来ました。


今年、奇しくも、「貴公子」の持つ最後の記録が「皇帝」によって塗り替えられました。


でも、これも「終わり」ではなく「始まり」にふさわしい出来事だと心から思える僕がいます。


心の中で生き続けている「彼」をお二人によって見つけられた今、自分の中に新しい「始まり」を「記録」ではなく「記憶」として迎えることが出来た事を喜びとして感じています。




あらためて、本当にありがとうございます。



「一期一会」に心から感謝して


                  2006.04.24. バイアリー・ターク




アイルトンセナ財団
AYRTON SENNA―The First Decade